耳かけ型補聴器は2種類あります

3月になってから気温の変化が激しいですね。
明日は雪の予報が出ていますから、気温の変化に気を付けましょう。

補聴器の形を大きく分けると、「耳かけ型」「ポケット(箱)型」「耳あな型」と3種類に分かれますが、耳かけ型の中も2種類に分かれます。今回は2種類の耳かけ型についてご紹介します。
補聴器を選ぶときの参考にしてみてください。

耳かけ型を装用した写真です。耳の上部に補聴器本体をかけて使います。

耳かけ型とは
耳かけ型は、耳の上部(メガネをかける位置と同じ)に補聴器本体をかけて使います。補聴器本体から耳の穴までチューブでつなぎ、先端に耳せんがついています。この耳せんを耳穴に入れることで、補聴器からの音が聞こえる仕組みになっています。
上の写真は実際に耳かけ型をつけています。耳で隠れている銀色の部分が補聴器本体です。補聴器本体の色は選ぶことができます。お肌や髪に近い色、目立つ原色、使う人が補聴器をどのように考えているかで選ぶ色も変わってきます。
そして、外から見える部分を透明にすることで、目立たない工夫がされています。しかし、透明にしても「見えている」と感じる方がいると思います。耳かけ型の種類によっては、この見えている部分が「見えない」に変わります。
従来耳かけ型補聴器と装用写真です。補聴器本体・フック・チューブが見えています。

耳かけ型の種類
◎従来耳かけ型
◎RIC耳かけ型

従来耳かけ型とは
先程の写真で付けているのが、従来耳かけ型と呼ばれる補聴器です。昔からある補聴器で、「補聴器は目立つ」というイメージを持っている人が想像する補聴器です。
従来耳かけ型の良さは、耳にかける部分(フック)が固いのでかけやすいです。耳は自分の目で確認できない位置にあります。そのため、耳にかける作業が難しいと感じる人もいます。従来耳かけ型だと、耳にかける部分がハンガーのフックと似た形状でかけやすい作りになっています。
また、フックから耳穴までの長さを1ミリ単位で調節できるので、耳せんも入れやすいです。

RIC耳かけ型とは
20年ほど前に新しい耳かけ型として登場したのが、RIC耳かけ型です。補聴器本体に入っていた部品の一部を外に出したことにより、補聴器本体の大幅な小型化に成功しました。本体の小ささに加え、RIC耳かけ型は耳にかける部分から耳穴までのつなぎ(チューブ)がとても細く、一目で補聴器を使っていると分からないです。
RIC耳かけ型補聴器です。細いチューブが少し見えるだけで目立たないです。

また、RIC耳かけ型は、補聴器本体が軽く、長時間使っていても疲れないです。中には、補聴器を使っていることを忘れてしまうという人もいます。
補聴器は、1日中使った方が良いという話もありますので、1日中快適に使えるのはいいですよね。

まとめ
耳かけ型の特長と、従来耳かけ型・RIC耳かけ型の2種類についてはなしました。
必ずしもどちらが良いというわけではなく、それぞれに良さがあります。どこに魅力を感じるのか、これなら長く使い続けられるというものをお選びいただけたらと思います。
タスク補聴器では、従来耳かけ型・RIC耳かけ型、両方お試しいただけます。補聴器からの聞こえ方だけでなく、使いやすさ、目立たないかなど、是非実物でご体験ください。

補聴器に関するご質問・お問い合わせは、電話またはホームページにて承っております。
また、ご来店予約も受け付けております。
ホームページでのお問合せ・ご予約はこちらをクリックしてください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器から聞いたことない音がする?

今年の冬は暖かいと言われていますが、ここ最近は雨が降ったり、風が強くて寒さを感じます。
今日も風が強いので、外出の際はお気を付けください。

補聴器を購入してから1ヵ月の点検でいらっしゃったお客様。
「補聴器から聞いたことない音がする」とご質問を受けました。
確認したところ、電池交換時期のお知らせ音でした。
音の正体が分かったことでお客様も安心してまた補聴器が使えるとおっしゃってくださいました。

~今回のポイント~
補聴器は電池がなくなる前にお知らせする!
今では、補聴器は電池式と充電式の2タイプ出ていますが、数年前までは全て電池式でした。
補聴器で使用する電池は「空気電池」という補聴器専用のものです。形状はボタン電池と似ていますが、周りの空気を取り込んで発電しています。

そのため、補聴器を使っていない時でも少しずつ電池を消耗してしまいます。
補聴器で使用する空気電池は、乾電池とは異なります。
補聴器に付いているシールをはがした時点から消耗が始まるので、補聴器を使う頻度が少ない方は気を付けてください。
そして、「空気電池」は周りの環境によって、電池寿命が変動します。特に、寒くて乾燥している冬の時季が最も短くなりやすいといわれています。
なので、補聴器から出る電池がなくなるお知らせ音は重要です!
メーカーや補聴器によってお知らせ音は変わりますが、最近では人の声で電池がなくなるタイミングをお知らせするものもあります。お客様も言葉で知らせてくれる方が分かりやすいと評判が良いです。
※ご購入前に電池のお知らせ音を試しに聞くことができます。気になる方はお気軽におっしゃってください。

また、電池交換が大変だという方は充電式がおすすめです。
タスク補聴器では、電池式と充電式どちらもお試しいただけます。
補聴器は長く使うものなので、聞こえやすく・使いやすいものを選びましょう。

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補聴器の価格について

補聴器を購入する際、気になるのが「価格」ですよね。
「補聴器は高い」という印象を持っている人が多いと感じます。
今回は、補聴器の価格相場はどれくらいなのか?自分に合う価格帯はいくらなのか?
補聴器の価格について説明いたします。

◎補聴器の価格は、どれくらいなのか?

補聴器に限らず、商品の価格はピンからキリまであります。リンゴを買う時、外国産か国産、ブランドのリンゴなど、同じリンゴでも価格が違います。補聴器も同じように、性能・機能・メーカーによって価格が変わります。

補聴器(1台)の価格帯 3万円~60万円

あくまで1台(片耳)の価格なので、2台(両耳)で使う場合は2倍の価格になります。しかし、メーカーによっては、2台同時購入すると安く購入するサービスがあるので、両耳で使うことを検討されている方は、お得な同時購入をお勧めです。

◎どうして、価格に開きがあるのか?

補聴器の価格に最も関係しているのが、機能と性能です。補聴器は周りにある全ての音を拾います。拾った音の中で、足音・車の走行音・換気扇の音など雑音と呼ばれるものを抑えます。そして、聞きたい人の声を大きくします。
この2つの役割が補聴器によって異なります。

雑音を抑える機能
人の話し声を大きくする性能
価格によって違いが出ます。

高性能補聴器は、騒がしい場所でも話が聞きとりやすいです。補聴器を使用する人が、どのような場所・環境で補聴器が必要と感じているのか初回相談でお伺いします。それに基づいて、最適な補聴器を提案いたします。
また、要件に該当すれば、補聴器購入にかかる費用を抑えることができます。

・聴覚障害者 補聴器購入費の一部(または全額)国が負担します。
・医療費控除 補聴器が医療費控除の対象となりました。
・補聴器購入費助成金制度 各自治体で補聴器購入費の一部を助成する動きがあります。

この3点について、ご興味のある方はお気軽におっしゃってください。

◎補聴器は長く使うもの

「補聴器は高い」というイメージがあると思いますが、補聴器は1年や2年で壊れるものではないです。聴力が変わった場合も対応することができるので、10年以上同じ補聴器を使っている人もいます。

タスク補聴器では、補聴器を長く使っていただくため、購入後補聴器のクリーニング・点検を無料で行っております。また、音の調整も無料で行っておりますので、聴力に変化があった場合、すぐに対応することができます。

◎まとめ

補聴器の価格は、3万円~60万円と差があります。
価格の差は、機能と性能の違いです。
高価格帯だと、騒がしい場所でも聞きたい人の声が聞き取れます。
補聴器には、聴覚障害(国)、医療費控除(税務署)、助成金制度(自治体)により購入費を抑えることができます。
(※ただし、要件に該当する人のみ)
補聴器は長く使うものです。聴力の変化にも対応することができます。

補聴器を選ぶときの参考にしてみてください。
補聴器のご相談は、タスク補聴器へ!

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器店で行う聴力測定とは?

自分の聴力を知りたい時に行く場所として思い浮かぶのは「耳鼻咽喉科」という方がほとんどです。耳・聞こえに詳しいお医者さんに診てもらうのが一番です。
では、どうして補聴器店にも聴力を測る機械があると思いますか?

実は、耳鼻咽喉科とは異なる理由で、補聴器店は聴力を測ります。

それは「補聴器から出す音を決めるため」です。

聴力と補聴器は密接に関係していて、詳しい聴力を知らないと、補聴器の細かい調整(フィッティング)はできません。また、聴力が曖昧なまま補聴器を使うと、「うるさい」や「聞こえない」と補聴器を使ってもいまいち効果が得られない状態になってしまいます。

そのため、補聴器店で正確に聴力を測ることは、補聴器を使う上ではとても重要です。

ただし、補聴器販売店全てに聴力を測る機械があるわけではありません。補聴器を販売する上で、聴力を測る機械の設置は義務化されていません。そこで、聴力を測ることができるお店が分かる資格があります。
「認定補聴器専門店」です。

「認定補聴器専門店」は、聴力、補聴器の効果、補聴器から出る音など、補聴器に関する様々な値を測る機械が揃っているお店です。また、設備面だけでなく、調整(フィッティング)に関しても、4年間の補聴器講習・実務を経験し、資格試験を合格した「認定補聴器技能者」が在籍しています。

正しい聴力を理解していても、調整(フィッティング)技術が伴わないと、高性能な補聴器を使用しても満足いく聞こえにはなりません。補聴器選びで失敗したくない人は、「認定補聴器専門店」で「認定補聴器技能者」による調整(フィッティング)を受けましょう。

聴力測定とはどのようなものでしょうか?

聴力測定は、静かな空間で低い音(低音域)から高い音(高音域)の聞こえ始めの音を測ります。そのため、必ず防音室に入って行います。

イラストのような赤と青の2色に分かれたヘッドホンを装着して、右耳と左耳、片耳ずつ聴力を測ります。ちなみに、赤が右耳、青が左耳というのは世界で決められたルールです。聴力を測る機会があるときは、ヘッドホンの色を意識するのも楽しいと思います。


ヘッドホンを装着した次は、ボタンを渡されます。聞こえたら、ボタンを押して測定者に知らせます。聞こえている間は押し続け、聞こえなくなったら離してください。また、聞こえたら手を挙げて測る方法もあります。


実際に測っている様子です。ヘッドホンから流れる音を聞いて、ボタンを押して知らせます。聴力測定にかかる時間は5分ほどなので、すぐに聴力を知ることができます。

聴力測定することで、高い音だけ聞こえにくい、全体的に聞こえにくいなど、自分の聴力の傾向が分かります。

タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店です。全店で聴力測定をすることができるため、正しい補聴器の調整(フィッティング)ができます。

補聴器のご相談は、タスク補聴器で!
ご来店の予約は、ホームページ・お店へお電話ください。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器を使う時の自分の声について

東京でも雪が積もりましたね⛄
翌朝、雪かきをしたおかげで、今日はすっかり元通りの道になっていました。

先日、補聴器の調子はとても良いけど、ご自身の話している声の大きさが気になるという方がいらっしゃいました。
補聴器を使っている時と、使っていない時で自分の声に違和感がある様子でした。
使っている時は自分の声が大きいということで、使っている状態でお話をしました。会話をする中で、適正な音量が分かり、これからは違和感なく使えると笑顔を見せてくださいました。

(今回のポイント)
難聴者は無意識に大きな声で話していることがあります。
音が聞こえなくなるということは、普段の自分が発している声も聞こえにくくなるという事です。自分の声を聞くために無意識に大きな声で話していることがあります。
もし、周りで大きな声で話す方がいる場合は、難聴の可能性もあります。難聴はご本人が自覚しにくいものです。気になる方は、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

大きな声で話す状態に慣れた人が補聴器を使うと、自分の声がものすごく大きく聞こえます。タスク補聴器では、適正な声の大きさで話すようアドバイスしています。お客様にも喉の負担が軽くなり、ご家族とスムーズに話せるようになったとご好評いただいております。

〇補聴器を使っている人で、自分の声が気になる方は、声が大きいかもしれません。
 声の大きさが分かりにくい場合は、お気軽にタスク補聴器へご相談ください。

〇周りで声が大きい方がいる場合は、難聴の可能性があります。
 気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診してみてください。

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補聴器を考えるタイミングは?相談するならどこ?

補聴器を考えるタイミングは、聞こえないと感じる時です。では、具体的に聞こえないと感じる時についてご紹介します。自分や身の回りの方で当てはまる方がいるか試してみてください。
(聞こえないと感じる時チェックリスト)
□ 会話についていけなくなった
□ 聞き返しが増えた
□ テレビの音量が大きくなった
□ テレビを字幕付きで見ている
□ 呼ばれても気付かない
□ 電話の呼び出し音に気付かない
□ 家族や周りの人から聞こえを指摘された

挙げた項目は聞こえないと感じる時であり、タスク補聴器へご相談に来られるきっかけです。みなさん、会話やテレビ、家族のご指摘など、様々な理由でご相談にお越しになります。人とのコミュニケーションを図るのに、音は大切です。聞こえないと感じたタイミングで是非、補聴器を検討してみてください。

補聴器は本当に必要なのか?

聞こえないと感じるから補聴器を使った方が良いとは思うが、本当補聴器は必要なのか?
普段の生活で補聴器について触れる機会はめったにないため、いざ使うことを考えた時、本当に必要か悩まれる方が多いです。そこで、補聴器についてご相談できる場所を2つご紹介します。

◎耳鼻科へ相談する

耳鼻科では、耳の状態観察・聴力検査など、耳と聞こえについて検査した上で補聴器が必要か判断してもらえます。また、補聴器に特化した「補聴器相談医」という専門医がいます。補聴器相談医は、補聴器が必要かの判断に加え、個々人に合った補聴器選び、適正な音の調整がされているか、適切な補聴器の使い方の指導など、補聴器の相談から使った後も診てくれます。
こちらで補聴器相談医を調べることができます。
「補聴器相談医名簿」

補聴器相談医は、安心して相談ができる専門の補聴器販売店と連携しているので、補聴器相談医から紹介されたお店へ行くことをおすすめします。こちらでもお近くの補聴器専門店をお調べすることができます。認定補聴器専門店には、補聴器の資格(認定補聴器技能者)が在籍し、設備が充実しているので安心してご相談ができます。
「認定補聴器専門店名簿」

耳鼻科によっては、補聴器外来を行っているところもあり、院内にて補聴器の相談・試聴・購入することができます。補聴器外来については、各耳鼻科にお問合せください。

◎認定補聴器専門店で相談する

病気でもないのに病院へ行くのに気が引けるという方は、是非専門店へご相談ください。補聴器について詳しい説明を受けることができます。また、症状によっては耳鼻科への受診を勧める場合があります。専門店は耳鼻科と連携しているので、お住まいの近くにある耳鼻科や補聴器相談医のいる耳鼻科をご紹介いたします。

専門店へ行ってみましょう!

耳鼻科から紹介状をもらった際は、お店へご持参ください。耳鼻科で検査したデータが入っていますので、専門店での検査時間を短縮することができます。紹介状がなくてもご相談はできます。専門店は設備が充実しているので、当日店内にて測定します。

タスク補聴器では、ご相談・試聴は無料です。

まとめ

補聴器が必要か考える際、ぜひ聞こえないと感じる時チェックリストを試してみてください。該当する人は是非一度耳鼻科へご相談ください。
「聞こえない」原因によっては、治療で回復する場合があります。
医者に補聴器について相談してみてください。補聴器に特化した補聴器相談医もいます。
耳鼻科へ行くか迷われている方は、専門店へご相談ください。
補聴器の専門家がアドバイスいたします。

タスク補聴器では、お電話・ホームページにて予約を承っております。
お気軽にご相談ください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

聞こえ・補聴器について分かりやすい動画を紹介します。

「聞こえにくいとは?」「補聴器とは?」「どこに相談すればいいの?」など、補聴器を購入する前にみなさん多くの事を疑問に持つと思います。その疑問に答える動画をご紹介します。    

こちらは日本補聴器販売店協会のホームページで公開されている動画です。指を擦り合わせた音が聞こえるかのテストから始まります。簡単に聞こえのチェックができます。そして、補聴器相談医や認定補聴器技能者からの解説もあり、分かりやすいです。こちらは字幕表示にも対応しておりますので、音を出さなくても分かるようになっています。

下記サイトでは、実際に聞こえにくいと感じた時から補聴器相談にいたるまでの流れをストーリー仕立てで紹介しています。

初めての補聴器で詳しい人の方が珍しいです。なので、このような動画があると補聴器に対するイメージや相談するまでのこともイメージが湧いてくると思います。

聞こえや補聴器について知りたい方は、ぜひ一度ご覧ください。

タスク補聴器では、聞こえ・補聴器について聞きたいことがある方を歓迎いたします。
ご来店予約はホームページまたはお店へお電話ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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補聴器から音が出なくなった時の対処法!

今年の冬は暖冬と言われていますが、朝晩や風が吹くと寒いですね。
みなさまも外出される際は、温かい格好でお出かけください。

先日、「補聴器から音が出なくなった。壊れた。」と来店された方がいました。
補聴器をお預かりし、店内にて細かく調べたところ・・・補聴器の電池切れということが分かりました!
店内にある電池チェッカーでお客様にも電池残量を見せると納得した様子で「電池がなくなったとは思わなかった。」とおっしゃっていました。

(今回のポイント)

補聴器から音が出なくなった時は、最初に電池を疑ってください。

多くの方が補聴器から音が出なくなると、故障だと思ってしまいます。中には、新しい補聴器を買わなくちゃいけないの?と不安に思われながら、来店される方もいらっしゃいます。しかし、補聴器は小さいですが、丈夫にできています。そして、音が出ないと持って来られた方のほとんどが、「電池切れ」か「耳アカ詰まり」です。

なので、音が出なくなった時、最初に電池を疑ってください。

補聴器は電池残量が少なくなると、音声でお知らせする機能があります。使っている方は、この音を電池交換の目安にしています。しかし、このお知らせ音は必ずしも使っている人に聞こえるわけではありません。なので、お知らせ音が聞こえないのに音が出なくなると、故障だと思われる人が多いのかもしれないですね。

どうして、お知らせ音が聞こえない時があるのでしょうか?

●お知らせ音が鳴っている時に補聴器を外している。耳についていない。
お知らせ音は、使っている時に丁度聞こえる音を出すため、外していると音は小さくなり聞こえません。
なので、お知らせ音を聞いていないまま、電池残量がなくなり、急に音が出なくなります。

●お知らせ音が鳴る値の時に電源を切っていた。
実は、補聴器の電池は使っていない時でも、少しづつ電池残量が減る特殊な電池です。
なので、使っていない間にお知らせ音が鳴る値を超えてしまうと、お知らせ音は一切鳴らないです。

お知らせ音に頼らず、補聴器の交換時期が分かるものがあります。
「電池チェッカー」


下の金具部分に電池を押し当てることで、電池残量を教えてくれます。上の長方形部分がメーターになっており、残量がある場合は黒くなります。長さ5cmほどで電池を収納するスペースがあるので、お出かけ先でも使える便利なアイテムです。

音が出なくなった際、電池チェッカーがあれば、すぐに電池残量の確認ができ、残量がなくなったから音が出なくなったんだと安心できます。電池チェッカーがない場合でも、音が出なくなった時は、新しい電池に変えてみてください。それで音が出るかどうか試してください。

タスク補聴器では、電池チェッカーをお取り扱いしております。使い方のレクチャーを行っておりますので、初めて使う方でも安心してお使いいただけます。
電池チェッカーの購入だけという方も歓迎いたしておりますので、お気軽にご来店ください。

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聞きとりやすい話し方のコツを教えます☆

「話す」は人とコミュニケーションを取る時とても大切です。
そして、話し方によって相手に分かりやすく伝えることができます。

聞きとりやすい話し方をしている人といえば、ニュースを読むアナウンサーです。ニュースを正しく伝えるため、聞きとりやすい話し方の訓練を受けています。テレビが聞こえないとお困りの方でも、アナウンサーの声は聞こえるという場合があります。それはやはり話し方によるものなのです。

今回は訓練を受けることなく、少しの工夫で聞きとりやすい話し方になる方法を教えます!
話し方を変えるだけで、聞き返される回数が減ったという方もいますので、ぜひ試してみてください。

①ゆっくり話す

話すスピードは聞きとりに大きく関わります。特に早口です。高齢者にとって早口で話す人の言葉は聞きとりにくいと言われています。普段話しているスピードより少しゆっくりで話すぐらいの気持ちで話してみましょう。過度にゆっくり話すと、言葉1音1音になってしまい、単語が結びつかず返って聞きとりにくい場合があります。

②区切って話す

「今日はいい天気ですね。」と言う場合、区切らず話してしまうと聞きとりにくい場合があります。「今日は/いい天気/ですね。」というように単語ごとに区切って話すと聞きとりやすさは向上します。ここでのポイントは単語ごとに区切ることです。先ほどのゆっくり話す部分でも、1音1音になると返って聞きとりにくいと言いましたが、区切る時も同じで1音1音話すと聞きとりにくくなります。ぜひ、単語を意識して話してみてください。

③ハッキリと話す

口の開き方も聞きとりに大きく関わってきます。口を大きく開けて話す人は、自然とハッキリした声になります。ただ、口をあまり開けず話す人はもごもごした声になり、聞きとりにくいです。高齢者や難聴者が最も聞こえにくい話し方が、早口でもごもご話す人だそうです。なので、口を開けて話すことを意識してみてください。

④正面から話す

聞き手に対してどの位置で話すかも聞きとりに関わります。人は両方の耳で周囲の音を聞き、情報を得ています。なので、正面から話すことで、両方の耳から話し声の情報が入り、聞きとりやすくなります。また、正面から話すことで、口の動きも見ることができるので、より言葉が理解しやすいと言われています。正面から話す時は、口の動きが見えるようにして話してみてください。

⑤少し大きな声で話す

やはり声量は聞きとりやすい話し方に関わる部分です。ただ、難聴者の方ですと、小さい声は小さくて聞こえにくいのですが、大きな声は「響いてしまい」聞こえにくいです。なので、少し大きな声というのがポイントになります。いつもより少しだけ大きな声で話してみましょう。

◇まとめ

聞きとりやすい話し方のコツは、
①ゆっくり話す
②区切って話す
③ハッキリと話す
④正面から話す
⑤少し大きな声で話す
の5つです。

最初から全て気を付けて話すのは難しいと思いますので、1つ1つ実践することをお勧めします。話し方を変えるだけで、聞き返されることが減ったり、難聴者の方ともコミュニケーションが上手くとれるようになります。
また、早口でもごもご話すなど、聞きとりにくい話し方の場合だと、相手が補聴器をつけても聞き取れない可能性があります。補聴器はあくまで聞こえを補う道具なので、話す側の歩み寄りも必要です。
周りに補聴器を使っている人がいる方は、ぜひ今回の話し方のコツを試してみてください。

タスク補聴器では、聞きとりやすい話し方のコツなど難聴者とのコミュニケーションの取り方についてもご説明いたしております。
補聴器をお考えの方、できれば補聴器を使わないで聞こえるようになりたい方など、どのようなご内容でもご相談ください。

来店の予約は、ホームページまたはお店へお電話ください。
ホームページからご予約をされる方はこちらをクリックしてください。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
なお、1月13日(土)は全店臨時休業とさせていただきます。ご了承ください。

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1月13日 臨時休業のお知らせ

       

臨時休業のご案内

2024年1月13日(土)

1月13日(土)は、研修のため臨時休業とさせていただきます。
皆様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
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