初めてのことは、不安や緊張が生まれると思います。
その不安や緊張が少しでも和らぐよう、タスク補聴器では、一体どのような事をしているのかご説明します。
初めて来店される方は、2通りに分かれます。
①補聴器を初めて使う方
②今まで補聴器を使ったことがある方
タスク補聴器では、どちらのお客様も歓迎いたしております。
補聴器について話を聞きたいだけの方、試してみたい方、
今使っている補聴器をみて欲しい方、久しぶりに補聴器を使おうと思う方などなど、
人それぞれ事情は違えど、補聴器であることには変わりありません。
お気軽にタスク補聴器へご相談ください。
では、タスク補聴器で何をしているのか?初回相談の流れをご説明します。
今回は、①補聴器を初めて使う方についてお書きします。
②今まで補聴器を使ったことがある方については、別のページでご案内します。
①補聴器を初めて使う方の場合
初めて補聴器のご相談をされる場合、大体1~2時間ほどかかります。
時間を短縮することもできるので、時間がない場合は、その旨をお伝えいただければと思います。
●カウンセリング
聞こえで悩んでいることをお伺いします。
例えば、大人数の集まりで聞こえにくい、家族にテレビの音がうるさいと言われたなど、
聞こえの悩みを全て打ち明けていただければと思います。
また、いつ頃から聞こえにくくなったのか、右と左だとどちらが聞こえやすいかと、
聞こえに関する質問も行い、現在に至るまでの経緯もお伺いします。
カウンセリングは、補聴器を使う上で大切な判断材料なので、時間をかけて行っています。
●測定
防音室の中へ入り、音の聞こえと言葉の聞き取りを測定します。
音の聞こえは、ピーピーやプープーと音を流して、どれくらい聞こえているのか聴力をお測りします。
聴力には、2種類(気導と骨導)あり、両方測ることでより正確な値が分かります。
気導聴力は、ヘッドホンをつけ、片耳から音を流して測ります。
骨導聴力は、音が出る部分(スピーカー)を骨にあて、骨を通して測ります。
もう一つは、言葉の聞き取りテストです。
ヘッドホンをつけて、片耳から「あ」「ば」と単音が流れるので、言葉としてどれくらい聞き取れているのか、お測りします。
このテストでは、聞き間違いやすい言葉がわかることもあります。
測定結果を基に、補聴器の音を決めるため、タスク補聴器では、初めての方に全ての測定を実施しています。
●ご説明(聴力と補聴器について)
先程、測定した結果をご説明いたします。

聴力は、オージオグラムという表にまとめられます。
(横の図がオージオグラムです)
オージオグラムには、気導聴力、骨導聴力の結果が記されています。
気導聴力は、〇と×で表しています。
骨導聴力は、[と]で表しています。
タスク補聴器では、測定結果を大型モニターで確認することができます。
お客様、同伴者様にも、見やすく分かりやすくご説明いたします。
補聴器のご説明は、形のサンプルを手に取っていただきながら、ご説明します。
見たり触ったりすることで、より深く補聴器を理解していただけると思います。
補聴器のメリット、デメリット、弱点や耐用年数など、包み隠さずお話します。
●試聴
いよいよ、補聴器を試しに聞いていただきます。
初めての方は、補聴器をつけると、大きな音が一気に聞こえ驚かれます。
ただ、それは大きな音ではなく、聞こえにくくなることで、小さい音へ変化したのです。
なので、初めて補聴器をつけた際、あえて周囲の音を聞いてもらいます。
身の回りの音を聞いてもらうことで、補聴器からの音にも慣れていきます。
そして、どうしても慣れない音というのも存在します。
その時は、私たち販売員がお客様の聞こえに合うよう、補聴器を調整します。
補聴器の難しいところは、同じ聴力の方がいても、補聴器からの音は同じではないということです。
音の感じ方は、人それぞれで、お客様の感じたことを基に調整を進めます。
そのため、補聴器に慣れるまでは、時間がかかります!
そのことを十分にご理解いただけたらと思います。
タスク補聴器では、試聴できる補聴器が50種類ほどございます。
補聴器は、形が同じでも、聞こえ方は全くの別物です。
無料でお試しできますので、是非、色々な補聴器をお試しください。
●効果測定
防音室に入り、補聴器の効果を測ります。
こちらの測定は、ヘッドホンではなく、1メートル離れたスピーカーで行います。
内容としては、測定と同じ、音の聞こえと言葉の聞き取りを測ります。
効果測定では、補聴器をつけたことでの変化、補聴器の音は適切だったかみることができます。
音は聞こえても、言葉が聞き取りにくいこともあります。
タスク補聴器では、効果測定を必ず実施しています。
時間の都合上、次回の点検日に行う場合もありますが、お客様が安心して補聴器をお使いいただけるよう、効果測定を行い、その結果をお伝えしています。
また、効果測定と聴力測定は、ご購入後も定期的に行っています。
●貸出
実際聞こえで困っている場所で、効果を実感していただくため、ご希望者には貸し出しを行なっています。
落ち着いてお使いいただくため、貸出期限はございません。
ただし、最後に次回のご予約日を決めます。
次回ご来店時までの間に補聴器を使い感じたことをお伺いします。
聞こえたこと、聞こえなかったこと、聞こえ過ぎた(うるさい)音、、
感じたことは全ておっしゃってください!
お客様の感想により、補聴器が1段とお客様の聞こえに合うものへ成長します。
そして、感想を伺う→調整→使っていただく→感想を伺う…という流れで今後は進んでいきます。
●まとめ
初めて補聴器をお使いになる方の初回相談の流れ
①カウンセリング
②測定
③説明(聞こえと補聴器)
④試聴
⑤効果測定
⑥貸出
最初は、補聴器を通じて、日常生活に変化があるのかお試しください。
変わらなければ、変わらないと、正直にお話ください。
借りたから、頑張って使う必要もございません。
まずは、補聴器がどのようなものかご体験いただければと思います。
タスク補聴器は、ホームページ・電話からご来店予約を承っています。
ご予約いただければ、待ち時間なしでご案内いたします。
ホームページのご予約はこちらをクリックしてください。
※ホームページからご予約の場合は、最後にタスク補聴器からご予約確認メールが届き、予約完了となります。
オーダーメイド補聴器について紹介します!
/カテゴリ: Blog, はじめての方, 豆知識 /作成者: タスク補聴器オーダーメイド補聴器は、コロナ禍でマスクでの生活になったことで注目を集めました。
その理由は・・・
「耳の中にすっぽりと収まるから!」
左の写真は、オーダーメイド補聴器をつけています。
マスクを外しても、補聴器に引っかからずに使えるので、
落下する心配もなく、快適に日常生活を送れる優れものです。
オーダーメイド補聴器の良さは他にもあります。
やはり、補聴器を使っていることを周囲に知られたくないという方は多いです。



オーダーメイド補聴器は、耳の中に収まります。
目立ちたくないや見た目を気にされる方には、重宝される補聴器です。
また、誰にも気付かれたくない方には、オーダーメイド最小サイズがおすすめです。
上の写真は、最小サイズ補聴器をつけています。
どの方向から見ても補聴器が見えないので、安心して使えます。
一般に人間の耳あな(外耳道)の深さは約2.5㎝から3センチといわれています。
しかし、外耳道の太さや曲がり具合は、人それぞれ違います。
1人1人の耳の形に合わせた補聴器がオーダーメイド補聴器です。
オーダーメイド補聴器のご案内をする際、お客様から「補聴器が落ちるんじゃないか」とご質問をいただきます。
正解は、落ちません。
他の補聴器と違い、耳にぴったりと収まるので、運動をしても落ちることはないです。
オーダーメイド補聴器は、鼓膜に近い場所で収まります。
鼓膜に近いと、音が届くまでの時間のズレが少ないということです。
また、オーダーメイド補聴器だと、音が出る部分(音口)が鼓膜を向いているので、しっかりと音が届きます。
耳の外側部分(耳介)は、周囲で発生する音を集める効果があります。
耳かけ型やポケット型では、耳介を上手く活用できませんでした。
しかし、オーダーメイド補聴器は、耳の中に収まるので、耳介を活かした音を聞く事ができます。
これもまた、オーダーメイド補聴器が自然な聞こえといわれる理由です。
▽では、オーダーメイド補聴器は一体どうやって作っているのでしょうか?

[タスク補聴器の場合]
お店で認定補聴器技能者の資格を持った者がお客様の耳型をとります。
耳型1つとるのに大体5分から10分程度かかります。
黄緑に固まったものが耳型です。くの字のように飛び出ている部分が外耳道にあたります。
そして、この耳型を工場へ送り、オーダーメイドを作ります。
工場での製作過程は、以下の映像にまとめられています。
そして、耳型をとって1週間後、お店でオーダーメイド補聴器を受け取ることができます。
オーダーメイド補聴器は、自分専用の補聴器です。
使いやすくするためのオプションや形を作り直すこともできます。
一度耳にフィットすれば、身体の一部だとおっしゃる方も多いです。
タスク補聴器では、オーダーメイド補聴器のダミーをご用意しております。
実物を目にすることで、よりオーダーメイド補聴器の良さを感じていただけたらと思います。
オーダーメイド補聴器にご興味がある方、話を聞いてみたい方はお気軽にご来店ください。
また、ホームページの予約フォームでもお問合せを受け付けております。
予約フォームへは、こちらをクリックしてください。
補聴器の修理について
/カテゴリ: Blog, はじめての方, 豆知識 /作成者: タスク補聴器気温30℃を超える真夏日となり、補聴器にとっては、故障しやすい時期です。
補聴器の弱点は、汗や湿気などの水気です。
なので、夏が最も故障しやすい時期といわれています。
補聴器の故障には、いくつか種類があります。
●補聴器から出る音の故障
●部品の破損による故障
●補聴器から出る音の故障
音が出ない、小さい。ザーザーうるさい。など、補聴器から出る音に違和感がある場合、
補聴器内部が故障している可能性があります。
使う内にどうしても水気やホコリが入ってしまい、それらが故障の原因になります。
●部品の破損による故障
部品の破損で多いのが、補聴器の落下です。
落下による衝撃で、割れたり、ヒビが入る場合があります。
では、故障した場合どのようにすればいいのでしょうか。
タスク補聴器での修理受付けからお渡しまで、ご紹介いたします。
故障が疑われる補聴器をタスク補聴器へお持ちください。
お店で実際に補聴器が故障しているのかお調べします。
故障内容によっては、お店で直る場合もあります。
お店で直せない場合は、工場で修理をするため、補聴器を預かります。
※器種によっては、修理対応不可の場合もございます。予めご了承ください。
預かる際に、預かり票をお渡ししていますので、受取日にご持参ください。
工場で修理する場合、対象の補聴器はお預かりします。
お預かりの間、タスク補聴器では、代替機を貸出しています。
(特にお金はかかりませんので、お気軽にご利用ください。)
そして、修理金額のお見積り、修理にかかる日数についてご説明します。
なお、見積金額については、別日に正確な金額をお伝えします。
お見積り金額が分かり次第、ご連絡いたします。
ご連絡方法は、補聴器を持ち込んだ日に担当スタッフと話して決めます。
電話、メール、FAXなど、お客様の希望する連絡方法でお知らせします。
そして、お見積金額を見て、修理するかしないかご連絡ください。
修理中止によるお金は一切かかりません。
お見積金額を見て、判断いただければと思います。
また、補聴器がお店に届く日にちについてもお伝えいたします。
お店に補聴器が届いたら、預かり票を持ってお店へお越しください。
補聴器は適正に保管していますので、受取日の延長も問題ございません。
(しばらく受け取りに行けない場合は、お店へご連絡いただければ幸いです)
お渡しする前に、再度スタッフが異常がないか確認をいたします。
確認が取れ次第、お客様へお渡しいたします。
※店内で補聴器をつけていただき、音の確認をお願いしています。
そして、故障箇所と原因について/故障しないための対策をご説明します。
説明する際、図を用いて分かりやすくご説明いたします。
ご不明な点がございましたら、その都度ご質問してください。
☆万が一、修理した補聴器がおかしい場合は、再修理を無料でいたします。
気になる点がございましたら、何なりとお申し付けください。
※再修理の無料対応には、期間があります。詳しくはスタッフにお聞きください。
●まとめ
使用年数が経つと、どうしても故障は起きてしまうものです。
違和感を感じたら、タスク補聴器へご相談ください。
修理期間には、代替器の貸出サービスを行っていますので、不便ない生活を送れます。
また、違和感がなくても、見てもらいたいという方も歓迎しております。
補聴器の健康診断を兼ねて、お持ち込みいただければと思います。
補聴器の修理に関してのお問い合わせも随時受け付けております。
お店への電話、または、ホームページの予約フォームからお問合せできます。
予約フォームはこちらを押すと移動できます
是非、お気軽にタスク補聴器へご相談ください。
認定補聴器専門店 タスク補聴器
どうして、補聴器は高いの?-補聴器の価格-
/カテゴリ: そもそもシリーズ, はじめての方 /作成者: タスク補聴器補聴器について調べたり、話を聞くと抱く大きな疑問。
「どうして、補聴器は高いの?」
今回はその疑問にお答えします。
補聴器の価格はざっくり言うと、5万円~50万円と開きがあります。
これは、片耳1台分の価格なので、両耳の場合は、もう1台分かかります。
補聴器価格の違いは、ズバリ性能の違いです。
メーカーや形によって、価格が変わりますが、大きな要因は性能です。
補聴器の場合、見た目が全く同じものでも、性能により、価格が異なります。
性能の違いが大きく出るのが、騒がしい場所だといわれています。
街中や電車内など、周囲の人や雑音が多い場所で、聞き取りやすいのが「性能が良い補聴器=価格が高い補聴器」です。
ただ、ここで注意する点は、高いのを買ったから必ずしも良いというわけではないということです。
補聴器は、使い始めて慣れるまで時間のかかるものです。
なので、使い始めは細かくお店へ通い、点検と調整を繰り返します。
慣れたあとも、定期的にお店へ通う事が、自分にあった補聴器に出会える方法です。
補聴器には、小さい部品が多く使われています。
写真は、リオネット補聴器から出ている最小オーダーメイド補聴器です。
ボディカラーが透明のため、中の部品がよく見えます。
補聴器には、音を拾う部分/拾った音を処理する部分/音を出す部分と大きく分けて3つの役割があります。
そのため、いくつもの部品が入っているのです。
部品代がそのまま補聴器本体の価格に反映されています。
調整とは、補聴器から出る音を聞こえやすい音へ変えることです。
聴力、音の感じ方、使用環境、耳の状態など、人それぞれ違います。
人それぞれ違うということは、補聴器の調整もそれぞれ違います!
そして、また補聴器を使っていく内に聴力や環境が変わることもあります。
聞こえに対応するため、補聴器の価格に調整料が含まれています。
お店によっては、別途調整料が発生する場合もございます。
タスク補聴器では、調整・クリーニングは永久に無料です。
少しでも気になる事がある方は、お気軽にご来店ください。
補聴器の価格には、補聴器本体と調整料、2つの要素がありました。
それでも、やはり補聴器は高いと感じると思います。
国や市区町村では、独自に助成制度を行っているところがあります。
東京23区での助成制度をまとめた下記の記事も参考にしてください。
ご利用できる方は、是非ご活用してください。
助成制度について詳しく聞きたい方は、お気軽にタスク補聴器へお問合せください。
ホームページ・電話、どちらからでも受け付けております。
こちらからお問合せフォームへ移動できます。
認定補聴器専門店 タスク補聴器
タスク補聴器の約束 / 安心サービスの紹介
/カテゴリ: Blog, はじめての方 /作成者: タスク補聴器タスク補聴器の約束とは、お客様が安心してご相談・ご使用いただくため行っていることです。
初めてタスク補聴器へご相談に来られる方にお伝えしている内容をご紹介いたします。
タスク補聴器では、お店での試聴・効果測定の他に、貸出サービスを行っております。
聞こえで困っている場所で、本当に補聴器が必要か体験ください。
また、補聴器は同じ形でも性能の違いで値段が大きく変わります。
一体何が違うのか、ご自身のお耳で体験してください。
そして、お客様から補聴器が欲しいとご納得いただいた上でご購入となります。
お店からご購入を勧めることはございません!
補聴器は見ているだけでは、効果が分からないものです。
初めて補聴器を使う方、経験がある方問わず、皆様に試聴を勧めています。
ご希望あれば、貸出サービスも行っていますので、お気軽にお申し付けください。
また、タスク補聴器は、貸出期間に決まりはございません!
制限がないので、気楽な気持ちでお試しいただければと思います。
補聴器を使う上で大切なのが、ご購入後なんです!
使う時間が長くなることで、行動範囲が広がり、人と話す機会も増えると思います。
そうなると、貸出期間中には感じなかった音の悩みが生まれやすいです。
タスク補聴器では、音の調整はいつでも無料です。
あらゆる聞こえの問題に対処するには、お店での調整が必要不可欠です。
何回調整してもタスク補聴器は無料なので、ご安心ください。
また、耳あかやホコリも補聴器に溜まりやすいです。
ご来店いただいた方には、溜まったホコリたちを綺麗に拭き取り、クリーニングします。
故障の原因にもなるので、定期的なクリーニングをおすすめします。
他にも、補聴器から出ている音を測定する特定測定、
一定の音を出して、補聴器をつけた時とつけていない時の違いを測る効果測定など、
補聴器の点検も無料で行っています。
タスク補聴器では、3つの事を必ず守って接客にあたっています。
初めてだと、分からない事が多い補聴器ですが、ご安心いただけたらと思います。
ご相談の際、ご不明な点や気になることがあった場合は、おっしゃってください。
タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店、認定補聴器技能者がいます。
どのようなご質問にもお答えいたします。
聞こえでお悩みの方、また、周りの方々の悩みが解決できるよう誠心誠意対応いたします。
ご来店の予約は、ホームページまたは、各店舗へお電話ください。
ホームページからの予約は、こちらをクリックしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
認定補聴器専門店 タスク補聴器
タスク補聴器の暑さ対策☀
/カテゴリ: Blog /作成者: タスク補聴器今日で6月も最後ですね。しかし、梅雨明けが早まり、連日猛暑日が続いていますね。
おたがい熱中症には気を付けましょうね。
これから、夏本番を迎え、さらに暑くなることが予想されます。
暑い中ご来店いただいた方へ。タスク補聴器では、暑さ対策をおこなっています。
ご相談時、お待ちいただいている間、みなさまに麦茶を提供しています。
おかわりもできますので、お気軽にお申し付けください。
熱中症対策で大切なのは、水分と塩分の補給です。
タスク補聴器では、塩分を含んだアメとタブレットをご用意しております。
個包装されていますので、お持ち帰りいただいても問題ございません。
ご相談終了後も、店内にて休憩することができます。
こもった熱を冷ますのも、熱中症対策につながります。
また、うちわや扇子も置いていますので、ご自由にお使いください。
ぜひ、タスク補聴器で、ゆっくり休んでいただければと思います。
以上3つがタスク補聴器の暑さ対策です。他にもできる暑さ対策がないか探しています。
ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。
また、夏の暑さは体に異常をきたす場合がございます。
予約の変更・中止は、タスク補聴器店へ電話、ホームページのお問合せフォームで承っています。
ご来店の際は、十分に気を付けてお越しください。
認定補聴器専門店 タスク補聴器
はじめてタスク補聴器へご来店される方へ②
/カテゴリ: News, はじめての方 /作成者: タスク補聴器「はじめてタスク補聴器へご来店される方へ」
前回は補聴器を初めて使う方に向けて書きました。
初めて使う方は、ぜひそちらを一読頂けたらと思います。
下の記事をクリックするとページ移動することができます。
今回は、補聴器の経験がある方に向けてご説明します。
最初に補聴器の経験がある方は、2通りに分かれます。
①現在、補聴器を使用している
②過去に経験があり、現在は使用していない
タスク補聴器では、どちらのお客様も歓迎いたしております。
補聴器をお持ちの方は、ぜひお店にお持ちください!
では、タスク補聴器での手順をご紹介します。
まずは、補聴器についてどのようなイメージを持っているかお聞かせください。
聞こえで困っていること、補聴器で分からないことなど、
お客様の不安や疑問にお答えいたします。
補聴器一度試したけど、あまりよく聴こえなかった。
うるさくて、全く使えなかった。など
お客様の体験談もお聞かせください。
最適な補聴器をご提案するための、大切な一歩がカウンセリングです。
どなたでも現在の聞こえと言葉の聞き取りの測定を実施しています。
聴力は、補聴器の音を決める時に最も大切です。
低い音~高い音、様々な音の高さで聴力をお測りします。
言葉の聞き取りは、最もよく聞き取れる数値をみつけるため、音の大きさを変えて複数回行います。
言葉というのは、音が大きすぎると響いてしまい、聞き取りにくくなります。
なので、音の大きさを変えて測っています。
また、補聴器をお持ちいただいた方には、補聴器の検査を行います。
補聴器から正しい音が出ているか、専用機械を使い精密に測ります。
こちらは、音の大きさと高さを変えて、4回測ります。
ご相談内容と測定結果から補聴器が合わなかった原因をお伝えします。
音の調整で改善される場合は、店内にて調整を行い、お客様に合わせた音を作ります。
調整した音は、店内で聞いていただきます。
タスク補聴器には、環境シミュレーターというあらゆる環境音を再現できる機械が全店にあります。
(環境音例:複数人で話す時、駅ホームで電車を待つ時、街中を歩く時など)
店内にて、お困りの場面、環境の音を聞き、音の違いを体験できます。
補聴器の効果が実際にあるのか、機械でお測りします。
聴力と言葉の聞き取り、2種類の測定をいたします。
どちらの測定も補聴器をつけた時/つけていない時、2回測ります。
効果測定後は、測定結果を分かりやすく説明します。
たとえ、効果がない場合でも正直にお伝えいたします。
測定結果によっては、さらに調整する可能性がございます。
ご満足いただけるまで、補聴器を調整いたしますので、ご安心ください。
調整後、色々な場所で補聴器を使ってみてどうだったか、感想をお伺いします。
「うるさい」「聴こえない」場合は、改めて調整をいたします。
※2回目以降の調整は、無料でおこなっています。お気軽にご来店ください。
また、クリーニング専用機器を使い、補聴器をお掃除します。
普段のお手入れでは難しい細かい部分にある耳あかやホコリを取り除きます。
補聴器のお掃除も無料なので、調子が良い方も是非ご利用ください。5分ほどで補聴器のお掃除は終わります。
タスク補聴器がおこなっていることの流れをご紹介しました。
カウンセリングから効果測定までは、ご来店いただいた日に行います。(所要時間は1時間前後です)
アフター点検は、初めでご来店されてから1週間から1ヵ月の間に行います。
そして、その後も定期的に点検を行い、補聴器を快適に使える様サポートいたします。
タスク補聴器は、上野店、板橋店、綾瀬店、竹の塚店、草加店、越谷店(全6店舗)
全店舗認定補聴器専門店です。また、認定補聴器技能者が在中しています。
お引越しされた方、補聴器を久しぶりに使おうと思っている方など、
どなたでも歓迎いたしております。
ホームページや電話からご来店予約ができます。お気軽にご相談ください。
こちらをクリックすると、ご来店予約ページに移動します。
はじめてタスク補聴器へご来店される方へ
/カテゴリ: Blog, はじめての方 /作成者: タスク補聴器初めてのことは、不安や緊張が生まれると思います。
その不安や緊張が少しでも和らぐよう、タスク補聴器では、一体どのような事をしているのかご説明します。
初めて来店される方は、2通りに分かれます。
①補聴器を初めて使う方
②今まで補聴器を使ったことがある方
タスク補聴器では、どちらのお客様も歓迎いたしております。
補聴器について話を聞きたいだけの方、試してみたい方、
今使っている補聴器をみて欲しい方、久しぶりに補聴器を使おうと思う方などなど、
人それぞれ事情は違えど、補聴器であることには変わりありません。
お気軽にタスク補聴器へご相談ください。
では、タスク補聴器で何をしているのか?初回相談の流れをご説明します。
今回は、①補聴器を初めて使う方についてお書きします。
②今まで補聴器を使ったことがある方については、別のページでご案内します。
①補聴器を初めて使う方の場合
初めて補聴器のご相談をされる場合、大体1~2時間ほどかかります。
時間を短縮することもできるので、時間がない場合は、その旨をお伝えいただければと思います。
聞こえで悩んでいることをお伺いします。
例えば、大人数の集まりで聞こえにくい、家族にテレビの音がうるさいと言われたなど、
聞こえの悩みを全て打ち明けていただければと思います。
また、いつ頃から聞こえにくくなったのか、右と左だとどちらが聞こえやすいかと、
聞こえに関する質問も行い、現在に至るまでの経緯もお伺いします。
カウンセリングは、補聴器を使う上で大切な判断材料なので、時間をかけて行っています。
防音室の中へ入り、音の聞こえと言葉の聞き取りを測定します。
音の聞こえは、ピーピーやプープーと音を流して、どれくらい聞こえているのか聴力をお測りします。
聴力には、2種類(気導と骨導)あり、両方測ることでより正確な値が分かります。
気導聴力は、ヘッドホンをつけ、片耳から音を流して測ります。
骨導聴力は、音が出る部分(スピーカー)を骨にあて、骨を通して測ります。
もう一つは、言葉の聞き取りテストです。
ヘッドホンをつけて、片耳から「あ」「ば」と単音が流れるので、言葉としてどれくらい聞き取れているのか、お測りします。
このテストでは、聞き間違いやすい言葉がわかることもあります。
測定結果を基に、補聴器の音を決めるため、タスク補聴器では、初めての方に全ての測定を実施しています。
先程、測定した結果をご説明いたします。
聴力は、オージオグラムという表にまとめられます。
(横の図がオージオグラムです)
オージオグラムには、気導聴力、骨導聴力の結果が記されています。
気導聴力は、〇と×で表しています。
骨導聴力は、[と]で表しています。
タスク補聴器では、測定結果を大型モニターで確認することができます。
お客様、同伴者様にも、見やすく分かりやすくご説明いたします。
補聴器のご説明は、形のサンプルを手に取っていただきながら、ご説明します。
見たり触ったりすることで、より深く補聴器を理解していただけると思います。
補聴器のメリット、デメリット、弱点や耐用年数など、包み隠さずお話します。
いよいよ、補聴器を試しに聞いていただきます。
初めての方は、補聴器をつけると、大きな音が一気に聞こえ驚かれます。
ただ、それは大きな音ではなく、聞こえにくくなることで、小さい音へ変化したのです。
なので、初めて補聴器をつけた際、あえて周囲の音を聞いてもらいます。
身の回りの音を聞いてもらうことで、補聴器からの音にも慣れていきます。
そして、どうしても慣れない音というのも存在します。
その時は、私たち販売員がお客様の聞こえに合うよう、補聴器を調整します。
補聴器の難しいところは、同じ聴力の方がいても、補聴器からの音は同じではないということです。
音の感じ方は、人それぞれで、お客様の感じたことを基に調整を進めます。
そのため、補聴器に慣れるまでは、時間がかかります!
そのことを十分にご理解いただけたらと思います。
タスク補聴器では、試聴できる補聴器が50種類ほどございます。
補聴器は、形が同じでも、聞こえ方は全くの別物です。
無料でお試しできますので、是非、色々な補聴器をお試しください。
防音室に入り、補聴器の効果を測ります。
こちらの測定は、ヘッドホンではなく、1メートル離れたスピーカーで行います。
内容としては、測定と同じ、音の聞こえと言葉の聞き取りを測ります。
効果測定では、補聴器をつけたことでの変化、補聴器の音は適切だったかみることができます。
音は聞こえても、言葉が聞き取りにくいこともあります。
タスク補聴器では、効果測定を必ず実施しています。
時間の都合上、次回の点検日に行う場合もありますが、お客様が安心して補聴器をお使いいただけるよう、効果測定を行い、その結果をお伝えしています。
また、効果測定と聴力測定は、ご購入後も定期的に行っています。
実際聞こえで困っている場所で、効果を実感していただくため、ご希望者には貸し出しを行なっています。
落ち着いてお使いいただくため、貸出期限はございません。
ただし、最後に次回のご予約日を決めます。
次回ご来店時までの間に補聴器を使い感じたことをお伺いします。
聞こえたこと、聞こえなかったこと、聞こえ過ぎた(うるさい)音、、
感じたことは全ておっしゃってください!
お客様の感想により、補聴器が1段とお客様の聞こえに合うものへ成長します。
そして、感想を伺う→調整→使っていただく→感想を伺う…という流れで今後は進んでいきます。
初めて補聴器をお使いになる方の初回相談の流れ
①カウンセリング
②測定
③説明(聞こえと補聴器)
④試聴
⑤効果測定
⑥貸出
最初は、補聴器を通じて、日常生活に変化があるのかお試しください。
変わらなければ、変わらないと、正直にお話ください。
借りたから、頑張って使う必要もございません。
まずは、補聴器がどのようなものかご体験いただければと思います。
タスク補聴器は、ホームページ・電話からご来店予約を承っています。
ご予約いただければ、待ち時間なしでご案内いたします。
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※ホームページからご予約の場合は、最後にタスク補聴器からご予約確認メールが届き、予約完了となります。
補聴器で失敗する理由 失敗しないためには!
/カテゴリ: はじめての方, 未分類 /作成者: タスク補聴器「補聴器の調子が良かったのは最初だけ。」「うるさくて使えない。」など、
補聴器が使い物にならなかったと、タンスの肥やしになっている方はいませんか?
どこを気を付ければ、失敗しないかと不安な方はいませんか?
今回は、どうして補聴器で失敗するのか。
よくある失敗原因を4つまとめました。
初めてご相談に来る方には、「補聴器は焦らず買うものです。」と話しています。
聞こえで困っているから、1日でも早く欲しいという気持ちは分かります。
ですが、焦って買う人ほど失敗しているのも事実です。
では、なぜ焦りが失敗につながるのでしょうか。
それは、補聴器をしっかりと試していないから。
補聴器を使う方の多くが、朝から夜まで、ほぼ1日使っています。
生活の中に溢れるたくさんの音を補聴器で聞いてみてください。
聞きたい音、聞きたくない音、あらゆる音が入ってきます。
焦りがあると、様々な音に触れる機会が減るため、購入した後に音の存在に気付き、補聴器選びに失敗してしまいます。
しかし、補聴器によっては、聞きたくない音を抑えることもできます。
お店で補聴器の設定を変えられるので、改めて相談するのもいいと思います。
使い始めた頃は、調子が良かったのに、今はあまり聞こえない。
これには、色々な原因が考えられますが、補聴器から出る音が不十分の場合があります。
補聴器は、周りの音が聞こえたから、全工程が終わりというわけではありません。
音が聞こえるは、スタート地点に立ったのと同じレベルです。
そこから、使っている人の意見を聞いて、その人に合った補聴器へと変わります。
なので、補聴器を買ったまま放置してしまうと、失敗してしまいます。
最初だけ調子が良かった人は、補聴器から出ている音が小さい可能性があります。
①と同様、お店で音の増幅はできるので、改めて相談してみてください。
また、相談する際、補聴器を通じて感じた事(会話が聞こえない、足音がうるさいなど)は、伝えましょう。
同じ聴力の人がいても、音の感じ方は人それぞれ違います。
1人1人の意見を聞いて、補聴器は成長します。
お店では、聴力測定や効果測定など、補聴器を正しく使うため、多くの測定があります。
測定結果と使用者からの意見を聞いて、補聴器は音を合わせています。
そのため、測定が行われていないと、音を正しく合わせることができません。
また、正しい測定方法でなければ、正しい結果を得ることもできません。
例えば、聴力測定は静かな部屋で測らないと、周囲の雑音により、誤った結果が出てしまいます。
そのまま、音を合わせても、あまり聞こえないと失敗してしまいます。
現在、補聴器を販売しているお店は多岐に渡ります。
どこを選んでいいか分からない方は、「認定補聴器専門店」を目安にしてください。
認定補聴器専門店は、補聴器や設備が充実しているため、正しい測定に適した環境が整っています。
ちなみに、タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店です。
補聴器は、聞こえやすくするものという印象はありがたいです。
ただし、耳のいい人と聴覚が同じになるわけではありません。
また、あの頃と同じ聞こえに戻すものでもありません。
使っていない時と比べて、声や音を聞こえやすくすることはできます。
あくまでも、補聴器は機械です。
できる事、できない事を理解することが失敗を避けることにつながります。
この点は、ご購入前にお店側からきちんと説明を受けるかで変わる部分でもあります。
補聴器選びには、お店、担当者の技術力も関わってきます。
そこで選ぶ時の目安にしていただきたいのが2つ!!
お店の場合は、「認定補聴器専門店」
担当者の場合は、「認定補聴器技能者」
どちらも、補聴器販売に必要な知識と技術、環境が備わっているものに与えられる資格です。
よくある失敗原因4つでした。①焦り以外は、使用者とお店、両者に関わる問題でした。
今、補聴器は、お店だけでなく、通信販売もしています。
ただし、販売側とのやり取りで、聞こえる・聞こえないが大きく変わります。
補聴器は、長く使うものです。
長く使うためには、いつでも安心して相談できるお店を選ぶことが失敗しないコツです。
タスク補聴器では、「認定補聴器技能者」が必ずいます。
「認定補聴器技能者」にご相談したい方は、お気軽にお声がけください。
また、ホームページ予約からもご要望にお応えいたしますので、お気軽にご予約ください。
ホームページ予約はこちらをクリック!
補聴器の弱点と対策 簡単なお手入れ方法を紹介!
/カテゴリ: 豆知識 /作成者: タスク補聴器補聴器は購入した後が大切です。
一般的に補聴器の耐用年数は、5年といわれています。
ただし、使い方やお手入れによっては、長く使い続ける人や早く故障する人など、補聴器は、購入した後が大切な機械です。
そこで、今回は補聴器の弱点と対策をご紹介します。
補聴器について知ることも、長持ちさせる秘訣かもしれませんね。
補聴器は精密機械のため、湿気や汗など水気に弱いです。
なので、使わない時は、補聴器を乾燥させて、故障を防ぎましょう。
「乾燥ケース」をご存知ですか?
乾燥ケースは、その名の通り、補聴器を乾燥させる入れ物です。
例えば、就寝前に補聴器を乾燥ケースへ入れておき、翌朝ケースから取り出す。
これだけでも、立派なお手入れなんです!
実際、毎日乾燥ケースに入れている方と1週間に1回入れる方では、故障の頻度が異なります。
ぜひ、乾燥ケースを使ってみてください。
また、すでに乾燥ケースをお持ちの方は、乾燥剤の期限を確認してください。
乾燥剤には、期限があります。
期限が切れてしまうと、ケースに入れても、乾燥しないので、ご注意ください。
長く使っていると、どうしても、補聴器に耳あかが付着します。
これは仕方のないことです。ただし、放置していると、思いもよらぬことが起こります。
「補聴器から音がでない」
というのも、溜まった耳あかが壁となり、補聴器の音の出口を塞いでしまいます。
壁ができると、新しい電池を入れても音が出ないなど、問題が発生します。
それでは、耳あかが溜まらないための対策を2つご紹介します。
◇ティッシュでさっと拭く
補聴器を外したら、ハンカチやアルコールタオルで、補聴器と電池を拭いてください。
耳あかだけでなく、汗やホコリなど、故障の原因が付いています。
電池にも見えない汚れが付いているので、拭くのを忘れないでください。
◇音の出口をお手入れ
耳あかが最も溜まりやすい場所が、音の出口です。
補聴器の音を鼓膜に届けるため、耳の奥に入る部分でもあります。
補聴器の形により、お手入れ方法が変わります。
・耳かけ型、ポケット型の場合
用意するのは、歯ブラシです。補聴器によっては、付属品として、補聴器用ブラシがついているので、そちらを使いましょう。
お手入れする箇所は、耳せんまたは、イヤーモールドです。
歯ブラシを下にし、耳栓の穴があいている部分でこすります。
※歯ブラシを上にすると、耳あかが侵入するので、必ず下にしてください。
耳せんを補聴器から外さず、簡単にできます。
また、歯ブラシが安定しない方には、取れ太クンというお手入れグッズがあります。
ご興味のある方は、タスク補聴器へお問合せください。
・オーダーメイド補聴器の場合
オーダーメイド補聴器は、音の出口にチップがついています。
これは、耳あかが補聴器内部へ侵入するのを防ぐためのものです。
このチップを交換するのが、オーダーメイド補聴器のお手入れ方法です。
補聴器によって、チップの交換方法が異なりますので、ご購入店舗または、タスク補聴器へお尋ねください。
他の機械も同じですが、落としてしまうと、衝撃により故障します。
補聴器は、小さいため、落下すると、紛失してしまう可能性も高いです。
落とさないための対策があります。
「落下防止ストラップ」
補聴器と洋服を紐でつなぐグッズです。
万が一、補聴器が落ちたとしても、地面に落ちることはありません。
紐をたどれば、必ず補聴器がみつかります。
また、補聴器メーカーによっては、紛失補償という制度があります。
補聴器をなくしても、無償で補聴器が提供されます。
グッズや保証制度の充実ぶりから、補聴器の落下は身近なものだと感じます。
補聴器を長く使うためにも、落下は気を付けたいものですよね。
補聴器の弱点を3つ紹介しました。
技術の進化やグッズ、保証制度、補聴器を長持ちさせるため、様々なものがあります。
ただ、最も大切なのは、使っている方の日々のお手入れです。
最初は、お手入れ以外にも覚えることが多く、大変だと思います。
なので、まずは、就寝前「乾燥ケース」に入れることから始めてみてください。
汗をかいた日、雨が降った日は、補聴器を拭いてみてください。
一気にお手入れをする必要はありません。
一つ一つ覚えて、習慣づけて続けることが大切です。
タスク補聴器では、すでに補聴器をお使いの方も大歓迎です。
音の調整やお手入れ方法など、その人に合ったペースで進めています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
どうして補聴器をつけた方がいいの?
/カテゴリ: そもそもシリーズ, 豆知識 /作成者: タスク補聴器補聴器を考える前に、どうして補聴器をつけた方がいいのか、考えたことはありますか?
私たちも聞こえでお困りの方には、補聴器がいいとおすすめしてきました。
では、補聴器をしないリスクとはなんでしょう。
今回は、難聴者の方に起こりうるリスクについて、ご説明いたします。
2015年厚生労働省が公表した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」にて、難聴が認知症の危険因子の一つとして、挙げられました。
認知症の原因に難聴が直接関わっているわけではありません。
会話の相手に何度も聞き返すことをためらい、会話そのものに消極的になった結果、認知症のリスクが上がると考えられています。
なので、難聴は認知機能低下の危険因子のうち、予防可能な危険因子に選ばれています。
海外の研究では、補聴器をつけることで、記憶力の低下の度合いが変化することがわかっています。
アメリカの健康調査結果では、40歳から69歳において、難聴が悪化するごとに転倒のリスクが1.4倍高いことがわかりました。
正常な聴力の人と比べて、中等度難聴(普通の会話を聞き返すくらいの聴力)の人は、約4倍転びやすいのです。
聞こえというのは、体のバランスにも関係しています。
音が入ることで、周囲の状況や位置の情報が分かり、体が安定します。
アメリカで70歳以上の方を対象に自覚的難聴と抑うつについて調べました。
その結果、難聴があると抑うつが起こりやすいことが分かりました。
また、正常な聴力の人、補聴器をつけている人、補聴器をつけていない人を対象に、過去2週間抑うつ症状を感じた割合を調査した結果、正常な聴力の人と補聴器をつけている人は、ほぼ同じ割合でした。
しかし、補聴器をつけていない人では、4割近く抑うつを感じることが多いという結果が出ました。
カナダで、5年間に起きた交通事故と聴力の関係を調査した結果、聞こえにくい方ほど、事故を起こしやすいことがわかりました。
運転には、目からの情報だけでなく、耳から入る音の情報も大切です。
聞こえにくいというのは、音の情報が減ることでもあります。
音の情報が減ることで、知らない内に、多くの危険が増えています。
今回挙げたリスクは、補聴器をすることで予防ができます。
補聴器は、人との会話を円滑にするのはもちろん、周りの音も届けます。
たとえば、車や自転車の走行音、踏切が切り替わる音など…
危険をお知らせする音を聞くのは、とても重要です。
ぜひ、難聴のリスクという観点からも補聴器を考えてみてください。