補聴器と電話のはなし。

補聴器をお使いの方で、電話が聞き取りにくいとお悩みの方はいらっしゃいませんか?
電話で重要なのは、「受話器のあてる位置」です。
お使いの補聴器の形により、マイク(音を拾う部分)が違うため、受話器の位置で聞こえやすさは変わります。

①耳かけ型補聴器
マイクが耳の後ろにあります。そのため、受話器のあてる位置には注意が必要です。
下図の赤く囲った部分がマイクの位置です。いつもの位置より、上にあてると聞こえやすくなります。

②オーダーメイド補聴器
マイク部分が耳の中に収まっています。
そのため、いつもの位置で、電話が聞き取りやすくなります。

③ポケット型補聴器
マイク部分が口と離れているため、電話には不向きです。
しかし、最新のポケット型は、イヤホン部分にもマイクが付いているものがございます。
このタイプだと、いつもの位置で電話が聞き取りやすくなります。

タスク補聴器では、電話の聞き取りでお悩みの方のご相談をいつでも承っています。
実際、電話を使いあてる位置の確認を行うほか、電話に適した調整もいたします。
お気軽にタスク補聴器へご相談ください。

タスク補聴器スタッフブログ

梅雨の時期、かんたん補聴器ケアを紹介!

早いものでもう6月ですね。
これから梅雨になると、湿度が上がり補聴器にとっては故障しやすい季節が始まります。
補聴器は、汗や湿気に弱いので、すぐにできる簡単補聴器ケアをご紹介します。

①補聴器を外したら、補聴器シートで拭きましょう

長時間使用した補聴器には、汗や湿気など様々なものが付着しています。
補聴器シートで補聴器を軽く拭くだけで効果があります。
メガネ拭きやアルコールタオルでも代用できます。

②1日1回、乾燥ケースに入れて保管しましょう

補聴器のお手入れで最も欠かせないのが「乾燥ケース」です。
外についた湿気はシートで拭いて、中は乾燥ケースにいれて乾燥させましょう。

たった2つのお手入れを毎日するだけで、補聴器の故障を防ぐことができます。
日々のお手入れで、梅雨時期を乗り越えましょう!

リモコンでらくらく操作ができます。

みなさん、補聴器を使っていてこのような場面はございませんか?
「1対1でのお話はよく聞こえるのに、2、3人になると聞き取りにくい。」
「外に出るとうるさくて補聴器を使わない。」などなど…

あらゆる場面でお困りの方へオススメしたいのが、補聴器専用リモコンです。

ボタンを押すだけのらくらく操作で、音量の上げ下げができます。
あらかじめ、お店でプログラムの設定をすると、環境に合った音へ切り替えることもできます。
手のひらに収まるサイズなので、持ち運びにも便利で外出時にもお使いいただけます。

スマートフォンをお持ちの方は、補聴器専用アプリでも同じ操作ができます。

アプリでは、音量調整やプログラム切替の他にも、聞きたい方向をご自身でお選びいただけます。
レストランなどで周囲が騒がしい中での会話の時は正面。
電車など隣同士で会話をする時は、右か左を選ぶと聞き取りやすくなります。

 

リモコンやアプリで、補聴器がより快適で便利になります。
タスク補聴器では、リモコンの無料貸し出しも行っていますので、ご興味のある方は、お気軽にタスク補聴器へご相談ください。

春一番にご注意ください!

春を迎え、ぽかぽか陽気のもとお出かけする方もいらっしゃると思います。
そこで、気を付けていただきたいのが、「強風」です。
耳かけ型だと、強い風が吹くと補聴器が落下してしまうケースがあります。

タスク補聴器では、お出かけの時でも安心して補聴器がお使いいただける方法をご提案いたしております。

オーダーメイド補聴器

一人ひとりの耳あなに合わせた専用の補聴器です。ぴったりと収まるため、運動中も強風でも、落下する心配がございません。
また、最近ではマスクが邪魔にならないと注目を浴びています。

補聴器落下防止アクセサリー

耳かけ型補聴器をシリコン製のゴムに通して、反対側にあるクリップ部分を洋服などに付けて使います。
万が一、補聴器が耳から落下しても、クリップで固定されているので、紛失の心配がございません。

紛失補償オプション

補聴器を安心してお使い頂けるよう、紛失した場合補聴器を保証するものです。
各メーカー、紛失補償の条件は異なりますが、タスク補聴器で取り扱っている全メーカーが紛失補償を行っています。
詳しくは、タスク補聴器へお問合せください。

空気電池は、他の電池とちがいます。

補聴器に使用する電池は、ほとんどが「空気電池」です。
中には、乾電池を使用するタイプもありますが、空気電池で補聴器は動きます。

「空気電池」の大きな特徴は、
シールをはがすと補聴器を使っていなくても電池残量が減ります。

空気電池は、シールをはがすと、穴があり、そこから酸素を取り込むことで発電します。
なので、補聴器を使わなくても少しずつ電池の容量は消耗されるのです。

久しぶりに補聴器を使おうとしたら、音が出なかった場合…補聴器の故障も原因として考えられますが、新しい電池を入れたら音が出たということもあります。

電池の取り扱いや交換が難しいという方には、「充電式補聴器」がオススメです。

空気電池の寿命は大きさによって異なりますが、長いものでも1か月程度です。そのため、他の電池と比べて頻繁に電池を交換する必要があります。
また、外出先で補聴器の電源がなくなってしまう可能性もあり、常に予備の電池は欠かせません。
そんな煩わしさから解放してくれるのが「充電式補聴器」です。
ご就寝前に充電器へ置くだけで、簡単に充電ができ、次の日1日中補聴器がお使いいただけます。
電池の交換も予備の電池も必要ありません。
タスク補聴器では、充電式補聴器をいつでもお試しいただけます。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

「認定補聴器専門店」は、ご存知ですか?

補聴器のお店選びで迷われている方へ、一つの目安にしていただきたいのが「認定補聴器専門店」です。
「認定補聴器専門店」とは、補聴器の適正な販売を行うための条件を満たし、公益財団法人テクノエイド協会から認定された補聴器販売店をいいます。
左図は、認定補聴器専門店を表すマークです。

認定補聴器専門店のあんしんポイントその① いつでも認定補聴器技能者がいます。

認定補聴器技能者とは、補聴器の適正な販売を行うための知識や技術力を4年かけて磨き、試験に合格した者だけに与えられる資格です。いわば、補聴器のプロです。
補聴器について、分かりやすく、詳しくご説明します。

認定補聴器専門店のあんしんポイントその② 設備が充実しています。

認定補聴器専門店には、聴力測定装置、補聴器特性試験装置、補聴効果測定装置、などの設備が設置されていることが条件です。
補聴器の状態を測定したり、補聴器の効果がどれほどあるか、店内にて、調べることができます。

他にも、条件があり、全てをクリアした販売店が「認定補聴器専門店」となります。
タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店で、認定補聴器技能者が多数在籍しています。

補聴器のご購入を検討されている方は、是非ご参考にしてみてください。
また、下記URLからお近くの認定補聴器専門店を調べることができます。

https://www5.techno-aids.or.jp/shop/map.php

補聴器の音が出なくなる原因は…

突然、補聴器の音が出なくなったや小さくなったと、感じた事はありませんか?
原因は色々ありますが、その1つ「よごれ詰まり」についてお話しします。

補聴器の音を拾うマイク部分と音が出る部分は、よごれが溜まりやすい箇所です。
特に音の出口部分(左写真の赤い〇印)は、耳の中に入れている事もあり、耳あかが付着しやすいです。
そして、耳あかが音の出口を塞いでしまい、聞こえにくさに繋がることがあります。

もし、耳あかが溜まっていることに気付いた場合、どうすればいいの?

① 補聴器専用ブラシで簡単にお掃除することができます。
補聴器の付属品として、歯ブラシの形をした専用ブラシを使いましょう。
また、専用ブラシが見当たらない方は、当店でもお取り扱いしていますので、お気軽にご相談ください。
② 耳あか防止チップを交換しましょう。(一部製品に限る)
補聴器内部への耳あか侵入を阻止するために、チップが付いている補聴器があります。
音の出口部分を見て、耳あかが付いていると分かる場合は交換しましょう。

タスク補聴器では、来店時に必ず補聴器のクリーニングを行っています。
補聴器に付着したよごれを落とすことで、聞こえやすくなった。という方が多くいらっしゃいます。
音が出なくなる原因は、他にもございますが、もしもの場合は、お試しください。

冬は結露にお気を付けください。

昨日は東京でも雪が降り、寒い1日でしたね。
寒い冬に気を付けていただきたいのが、「結露」です。

耳かけ型補聴器は、補聴器本体と耳の中へ入れる耳せんの間をチューブで繋いでいます。
このチューブ部分が最も「結露」が発生しやすい場所です。

 

左図の赤い〇印を付けた場所がチューブです。

チューブ部分で水滴ができてしまい、「結露」となります。

結露が発生する原因は、ズバリ「寒暖差」です。

外に出ると寒く、お家の中や電車だと暖房が効いていて暖かいですよね。この寒暖差により、結露が発生します。
そして、結露が原因で「音が小さい」「聞こえない」など補聴器の不調が起こります。

タスク補聴器では、結露対策部品「防滴チューブ」を販売しています。
防滴チューブとは、チューブ内部から外へ向けて糸が入っているものです。
この糸が内部で溜まる水滴を外へ逃がしてくれます。
糸による聞こえの影響は一切ございません。
今までと同じようにお使い頂けますので、ご安心ください。

電池は冬になると…∼タスクの豆知識∼

補聴器の電池の大半は、「空気電池」という特殊な電池を使用します。
見た目はボタン電池とあまり違いがないのですが、酸素に触れることで発電する仕組みになっています。
そのため、周りの環境に影響を受け、電池寿命が変わります。
特に冬場は電池寿命が短くなるといわれ、35%以上短くなることがあります。
主な要因としては、乾燥、低温、暖房による二酸化炭素濃度の上昇がいわれています。
電池寿命が短くなる冬場ですが、使う前や保管の仕方により、電池寿命を延ばすことができます。

①シールを剥がしてから、1分ほど待ちましょう。

シールを剥がした直後は、電圧が上がりきっていないので、すぐ補聴器に入れないようにしましょう。

②電池を保管する際は、+面(平らな面)を下にして置きましょう。

+面には電池に酸素を取り込むための小さい穴があいています。その穴を塞ぐよう下に向けて保管しましょう。

③朝、電池を使う前に手で温めましょう。

夜中など低温下では、電池の電圧が下がるので、補聴器に電池をいれる前に30秒~1分ほど電池を軽く握ってみましょう。

電池交換が早くなったと感じられる方は、ぜひ試してみてください。
※電池の最適な保管場所は、15℃~20℃の換気の良い場所です。

補聴器と静電気の関係∼タスクの豆知識∼

新年を迎えて、本格的な冬が到来しましたね。冬は寒さと乾燥の季節でもあります。
乾燥した手でドアノブを掴むと、パチッという音とともに手がビリビリした経験はありませんか?

今回は、その静電気についてのお話です。
補聴器にとって、静電気は大敵です。
静電気により、小さいゴミやホコリを吸い寄せ、空気中にあるホコリがマイク(音を拾う部分)にくっついてしまうと、正確に音が拾えなくなり、聞こえに影響が出ます。

静電気から補聴器を守る簡単お手入れ方法をご紹介します!
① 専用クリーニングシートでこまめに拭きましょう
専用クリーニングシートを使う事で、補聴器に付着したホコリを拭き取り、いつでも清潔な状態が保てます。
ホコリは補聴器の故障の原因にもつながるので、清潔な状態を保つ事は補聴器を長く使うことにもつながります。

② 静電気が発生しにくい環境を作りましょう
静電気は、気温25度以下、湿度20%以下で発生しやすいといわれています。
なので、部屋を適切な湿度に加湿することが予防になります。

タスク補聴器では、専用クリーニングシートを取り扱っています。
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。