補聴器から音が出ない原因~レシーバー編~

ゴールデンウィークは行楽日和でしたね☀
みなさんは、どこかお出かけ行きましたか?

耳かけ型(RICタイプ)を8年ほどお使いで、補聴器から音が出ないとご来店された方。
音が出ない原因がなにか点検したところ…レシーバーが破損していました。
レシーバーは、補聴器内部で大きくなった音を外へ出す部品です。
RICタイプの特徴は、レシーバーが補聴器本体から外に出ていることです。

写真の赤い丸がレシーバーです。
RICタイプの場合は、店内でレシーバー交換ができるので、その場で新しいのにお取替えしました。
お客様も音が出るようになって喜んでいました。

(今回のポイント)

・レシーバーが破損すると音が出ない
補聴器にとって大切な部品が3つあります。①マイク ②増幅器(アンプ) ③レシーバーです。
この3つの部品に異常があると、補聴器の音が出ない、小さくなることがあります。

・RICタイプの場合、店内でレシーバー交換できる

RICタイプはレシーバーを外に出すことで、補聴器の小型化を実現した補聴器です。
レシーバー(赤い丸)は、耳の中に収まるので、外から見えることはないです。

RICタイプの場合、レシーバーとワイヤーが一体型になっており、補聴器本体から切り離すことができます。
切り離し・新しいレシーバーに取り替える作業は数分で完了します。

音が出ない原因が分かると、その場で直る可能性もあります。
補聴器に異変を感じたら、まずは補聴器店へ行きましょう。
タスク補聴器では、他のお店で購入された補聴器も点検いたします。
 □音が出ないから放置している
 □久しぶりに補聴器を使いたい
などなど、補聴器をお持ちの方でもお気軽にお越しください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器の便利な機能をお使いください!

先日、川沿いに咲いている桜並木を眺め、春を感じました🌸
みなさんは満開の桜を見ましたか?

穏やかな天気の日は、お出かけしたくなりますよね。
補聴器には、お家の中でも、お外でも、その場所に最適な聞こえを届ける機能があります。

●自動調整機能

その名の通り、補聴器が自動で音の調整をする機能です。補聴器の電源を入れると、自動で今いる場所がどのような環境か判断します。「騒がしい空間」にいる場合は、周囲の雑音を抑える機能が働きます。「静かな空間」にいる場合は、会話の音声を強調する機能が働きます。

全て補聴器が判断して、自動で最適な聞こえを届けてくれる機能です。

●メモリーボタン

実は、補聴器にはボタンが付いています。これは、電源ボタンではなく、補聴器に登録した音を切り替えるボタンです。例えば、相手の声が小さく聞こえる場合、ボタンを1回押して音を大きくします。また、人通りが多いところに来たからボタンを1回押して、周りの喧騒を抑えよう。など、使う人のライフスタイルに合わせた音を登録することができます。

〈メモリーボタンの活用例〉
・「①大きい音→②中くらいの音→③小さい音」とボタンを押すと、段々音が小さくなる設定にした。
反対に「①小→②中→③大」と段々と音が大きくなる設定をする人もいます。

・「①家の中での音→②外出中での音→③テレビ鑑賞用の音」と補聴器を重宝している場面ごとに最適な音を設定する。
補聴器によって、登録できる数は異なりますが、自分がよく使う環境には、最も合う音で聞きたいですよね。

●アプリ

最新補聴器は、スマートフォンのアプリで音の調整・設定をすることができます。
スマートフォンで操作するので、周囲に気付かれることもありません。会話やお食事、様々な場面で聞きやすい音へ変えることができます。

アプリは、スマートフォンによっては、非対応のものがございます。
予めご了承ください。

 

 

●まとめ

補聴器の便利機能を紹介しました。補聴器から聞いている音が全てではないです。使っていて「聞こえない」「聞きとりにくい」という事があったら、是非お店へご相談ください。
補聴器は、調整することで聞こえ方が大きく変わります。
「聞こえないから…」と諦めている方も一度お店へお越しください。
また、便利機能を使うことで、あらゆる場面で快適に補聴器を使うこともできます。

タスク補聴器では、他店でご購入された補聴器の相談も承ります。
今回の便利機能を使ってみたい! もっと補聴器が聞こえるようにしてほしい!など、補聴器のお悩みがある方はお気軽にお越しください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

両耳に補聴器をつけるとよく聞こえる!

朝、雪の予報が出ていましたが、お店に着くころには小雨でした。
道も雪は積もっていなくて安心しました。

片耳に補聴器を使っていた方で、複数人の会話で聞き取れないと困っていました。
一度、両耳に補聴器を使ってみませんか?と勧め、試すことに!
実際聞き取れなくて困っている場面で使ったところ、良く聞こえるよ!と驚いていました。
お客様は、もっと早く両耳に補聴器を使えばよかったんだな。と話していました。

~今回のポイント~
両耳に補聴器を使った方がよく聞こえる!

騒がしい場所、大勢での会話など、聞きとるのが難しい場面ほど両耳に補聴器を使った方がよく聞き取れます。
また、両耳に補聴器を使うと音の方向感がつかめるので、車が左後ろから来る、自転車が右前から来ると聞こえた音がどこで鳴っているか分かります。車や自転車の音は、一歩間違えると事故につながることもあるので、音の聞こえる方向を把握するのは命を守ることにもつながります。

片耳に補聴器を使っている場合、周りで発生するすべての音を片耳で聞こえるようにしないといけないので、両耳で使う時より補聴器から大きな音が流れます。そのため、片耳に補聴器は両耳と比べて疲れやすいといわれています。

タスク補聴器では、片耳と両耳、どちらの試聴体験も可能です。また、補聴器の効果を測定しますので、片耳と両耳で聞きとりに違いがあるかお調べします。
「初めての補聴器だから片耳で…」という方もいますが、初めてだからこそ、ぜひ色々試してみてください。
両耳同時購入すると、補聴器価格を割り引きするメーカーもありますので、1台ずつ購入するよりお得です。

ご来店の予約は、ホームページまたはお店へお電話ください。
タスク補聴器で、ゆっくり、たくさんの補聴器を試してみませんか?

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補聴器から聞いたことない音がする?

今年の冬は暖かいと言われていますが、ここ最近は雨が降ったり、風が強くて寒さを感じます。
今日も風が強いので、外出の際はお気を付けください。

補聴器を購入してから1ヵ月の点検でいらっしゃったお客様。
「補聴器から聞いたことない音がする」とご質問を受けました。
確認したところ、電池交換時期のお知らせ音でした。
音の正体が分かったことでお客様も安心してまた補聴器が使えるとおっしゃってくださいました。

~今回のポイント~
補聴器は電池がなくなる前にお知らせする!
今では、補聴器は電池式と充電式の2タイプ出ていますが、数年前までは全て電池式でした。
補聴器で使用する電池は「空気電池」という補聴器専用のものです。形状はボタン電池と似ていますが、周りの空気を取り込んで発電しています。

そのため、補聴器を使っていない時でも少しずつ電池を消耗してしまいます。
補聴器で使用する空気電池は、乾電池とは異なります。
補聴器に付いているシールをはがした時点から消耗が始まるので、補聴器を使う頻度が少ない方は気を付けてください。
そして、「空気電池」は周りの環境によって、電池寿命が変動します。特に、寒くて乾燥している冬の時季が最も短くなりやすいといわれています。
なので、補聴器から出る電池がなくなるお知らせ音は重要です!
メーカーや補聴器によってお知らせ音は変わりますが、最近では人の声で電池がなくなるタイミングをお知らせするものもあります。お客様も言葉で知らせてくれる方が分かりやすいと評判が良いです。
※ご購入前に電池のお知らせ音を試しに聞くことができます。気になる方はお気軽におっしゃってください。

また、電池交換が大変だという方は充電式がおすすめです。
タスク補聴器では、電池式と充電式どちらもお試しいただけます。
補聴器は長く使うものなので、聞こえやすく・使いやすいものを選びましょう。

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補聴器を使う時の自分の声について

東京でも雪が積もりましたね⛄
翌朝、雪かきをしたおかげで、今日はすっかり元通りの道になっていました。

先日、補聴器の調子はとても良いけど、ご自身の話している声の大きさが気になるという方がいらっしゃいました。
補聴器を使っている時と、使っていない時で自分の声に違和感がある様子でした。
使っている時は自分の声が大きいということで、使っている状態でお話をしました。会話をする中で、適正な音量が分かり、これからは違和感なく使えると笑顔を見せてくださいました。

(今回のポイント)
難聴者は無意識に大きな声で話していることがあります。
音が聞こえなくなるということは、普段の自分が発している声も聞こえにくくなるという事です。自分の声を聞くために無意識に大きな声で話していることがあります。
もし、周りで大きな声で話す方がいる場合は、難聴の可能性もあります。難聴はご本人が自覚しにくいものです。気になる方は、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

大きな声で話す状態に慣れた人が補聴器を使うと、自分の声がものすごく大きく聞こえます。タスク補聴器では、適正な声の大きさで話すようアドバイスしています。お客様にも喉の負担が軽くなり、ご家族とスムーズに話せるようになったとご好評いただいております。

〇補聴器を使っている人で、自分の声が気になる方は、声が大きいかもしれません。
 声の大きさが分かりにくい場合は、お気軽にタスク補聴器へご相談ください。

〇周りで声が大きい方がいる場合は、難聴の可能性があります。
 気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診してみてください。

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補聴器から音が出なくなった時の対処法!

今年の冬は暖冬と言われていますが、朝晩や風が吹くと寒いですね。
みなさまも外出される際は、温かい格好でお出かけください。

先日、「補聴器から音が出なくなった。壊れた。」と来店された方がいました。
補聴器をお預かりし、店内にて細かく調べたところ・・・補聴器の電池切れということが分かりました!
店内にある電池チェッカーでお客様にも電池残量を見せると納得した様子で「電池がなくなったとは思わなかった。」とおっしゃっていました。

(今回のポイント)

補聴器から音が出なくなった時は、最初に電池を疑ってください。

多くの方が補聴器から音が出なくなると、故障だと思ってしまいます。中には、新しい補聴器を買わなくちゃいけないの?と不安に思われながら、来店される方もいらっしゃいます。しかし、補聴器は小さいですが、丈夫にできています。そして、音が出ないと持って来られた方のほとんどが、「電池切れ」か「耳アカ詰まり」です。

なので、音が出なくなった時、最初に電池を疑ってください。

補聴器は電池残量が少なくなると、音声でお知らせする機能があります。使っている方は、この音を電池交換の目安にしています。しかし、このお知らせ音は必ずしも使っている人に聞こえるわけではありません。なので、お知らせ音が聞こえないのに音が出なくなると、故障だと思われる人が多いのかもしれないですね。

どうして、お知らせ音が聞こえない時があるのでしょうか?

●お知らせ音が鳴っている時に補聴器を外している。耳についていない。
お知らせ音は、使っている時に丁度聞こえる音を出すため、外していると音は小さくなり聞こえません。
なので、お知らせ音を聞いていないまま、電池残量がなくなり、急に音が出なくなります。

●お知らせ音が鳴る値の時に電源を切っていた。
実は、補聴器の電池は使っていない時でも、少しづつ電池残量が減る特殊な電池です。
なので、使っていない間にお知らせ音が鳴る値を超えてしまうと、お知らせ音は一切鳴らないです。

お知らせ音に頼らず、補聴器の交換時期が分かるものがあります。
「電池チェッカー」


下の金具部分に電池を押し当てることで、電池残量を教えてくれます。上の長方形部分がメーターになっており、残量がある場合は黒くなります。長さ5cmほどで電池を収納するスペースがあるので、お出かけ先でも使える便利なアイテムです。

音が出なくなった際、電池チェッカーがあれば、すぐに電池残量の確認ができ、残量がなくなったから音が出なくなったんだと安心できます。電池チェッカーがない場合でも、音が出なくなった時は、新しい電池に変えてみてください。それで音が出るかどうか試してください。

タスク補聴器では、電池チェッカーをお取り扱いしております。使い方のレクチャーを行っておりますので、初めて使う方でも安心してお使いいただけます。
電池チェッカーの購入だけという方も歓迎いたしておりますので、お気軽にご来店ください。

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補聴器と集音器は全くちがう

今年も残すところあと3日となりました。
皆さまにとって2023年はどのような1年でしたか?1年を振り返るのもいいかもしれないですね。

先日、初めてお店にいらした方は集音器経験者でした。集音器は、周囲の音が大きく聞こえ、肝心の会話は聞こえにくいままだったそうです。
試しに補聴器を両耳に使っていただくと、周囲の音が気にならなくて、会話が聞こえやすいと喜んでいらっしゃいました。ご本人も思い切って補聴器屋さんに来て良かったとおっしゃっていました。

(今回のポイント)

補聴器と集音器は全くちがいます!

集音器は新聞広告など、至るところで宣伝しており、聞こえにくいと感じている方が試しに使ってみようと買うケースが多いです。しかし、集音器は耳に害のある大きな音が出ます。つまり、耳への安全性が確保されていないのです。なので、周囲の音が大きく聞こえ、会話は聞こえないという事態が起こるのです。

一方、補聴器は管理医療機器に定められ、国から効果や安全性が認められています。また、補聴器は聞こえにくい人に向けて作られたため、1人1人の聴力に合わせた音の調整ができます。なので、周りの音が気にならなくなり、会話が聞こえやすくなるのです。

聴力を補うのが補聴器で、音を集めるのが集音器です。形は似ていても、効果や安全性はまるっきり違うのです。

・まとめ

補聴器と集音器の違い、安心して使えるのが補聴器で、耳に悪影響を与えるのが集音器です。
集音器を使っていて上手く合わない方は、ぜひタスク補聴器へご相談ください。タスク補聴器では、無料で補聴器を試す事ができます。補聴器と集音器のちがいを体験いただけたらと思います。

年内最後の更新となりました。今年も1年ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。
皆さま、よいお年をお迎えください。

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補聴器の天敵「ハウリング」対処法

土日は12月とは思えない暖かさでお散歩日和でした。
みなさんはどこかへお出かけしましたか?👣

補聴器を使うと「ピーピーうるさい!」とお困りになることがあります。
先日いらした方も左耳の補聴器だけピーピー鳴ると悩んでいらっしゃいました。
カウンセリングすると、たまに補聴器が上手に入らないことがあるとのことでした。
ピーピー音の正体がハウリングであること、補聴器がきちんと入らないと発生しやすいことを伝えました。
また、調整でハウリングを抑えられるようフィードバックテストを行いました。

フィードバックテスト後、ハウリングがなくなったことを確認しました。
再度、補聴器の付け外し練習を行い、ご本人も安心して使えると笑顔を見せていました。

(今回のポイント)

どうして、「ハウリング」が発生したのか突き止め対処する!

◎ハウリングが起こる理由は・・・

ズバリ「音漏れ」です!
耳せん(補聴器の中で耳の中に入れている部分)が耳の穴のサイズに合わないと隙間が生じます。その隙間から補聴器から出た音が漏れるのです。

上の図は、補聴器が入っている状態の耳の中です。補聴器から出る音の流れを赤い矢印で表しています。こうして、外に漏れた音を補聴器が拾う事で「ハウリング」が発生します。

◎ハウリングの対処法を教えて!

ハウリングの原因は色々あります。今回の場合は、耳せんが上手に耳の中に入っていなかったことが原因と思われます。耳の穴にサイズが合っていても、上手に入らないとハウリングが起きてしまいます。

・耳せんを入れるのが難しい・・・
なぜ、耳せんを入れるのが難しいのでしょうか?
それは視界から見えないからです!
洋服を着る時、靴を履く時など、私たちは自身に身に着ける時、見ながら動作を行うのが当たり前です。しかし、補聴器は耳につけるので、どんなに横を見ても見えないのです。
そこで、初めての方や付けるのに慣れていない方には、鏡の利用を勧めています。鏡を使うことで補聴器と耳がどのような状態であるか目で確認ができます。意外と多いのが、付ける時の向きの間違えです。前・後ろが逆さだったり、右の補聴器を左に付けようとしてしまう事もあります。感覚をつかむまでは、鏡を使ってみてください!

・耳せんのサイズが合わない・・・
ハウリングが起こる原因で最も多い原因です。耳せんのサイズが合っていないと、どれほど上手くいれてもハウリングを止めることはできません。耳せんを耳の中に入れたあと、口を大きく開けて閉じる動作を繰り返してみてください。耳せんが出てくる感覚があると、サイズが合っていない可能性があります。耳の中の大きさと耳せんが合うと、声がこもって聞こえる時があります。こもった聞こえを軽減するため、耳せんを小さいサイズにしている可能性もあるので、その際は販売店でご相談してください。

・補聴器の調整でハウリングを抑える!
ハウリングの原因となる高音域の音を小さくすることでハウリングを抑えることができます。また、最新補聴器にはハウリング抑制機能があり、高音域の音を変えることなく、ハウリングを抑えます。
ワイデックスでは、独自のハウリングを抑える機能「フィードバックテスト」があります。補聴器を付けた状態でザーと波音が流れます。この音漏れ量を検知・補正することでハウリングのリスクを未然に防ぎます。

◎まとめ

今回は補聴器の入れ方とフィードバックテストを実施しました。
ハウリングを防ぐと良い事があります。

①不快なピーピー音がなくなる
②補聴器から出る音が全て鼓膜へ届く

①は今まで聞こえていた不快な音(ピーピー)がなくなるので、周囲の人にとっても分かりやすい変化です。
②は聞こえ方が変わるため、補聴器を使っている人が今までと聞こえ方が違うと実感します。
ハウリングを防ぐことで、補聴器はより快適な聞こえになります。

現在、ハウリングで悩む方はぜひタスク補聴器へお越しください。
補聴器のプロがお客様の補聴器の状態を確認し、ハウリングの原因を突き止め、対処いたします。

タスク補聴器のご来店予約は、ホームページまたは店舗へお電話ください。
ホームページからのご予約を希望される場合は、こちらをクリックしてください。
お気軽にお問い合わせください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

音を大きくすれば、聞こえるわけではない話。

最近、街中でイルミネーションやサンタさんを見かけ、クリスマスを実感しています。
皆さんは、クリスマスらしさを感じるものを見ましたか?🎅

寒い時期にご来店のお客様には、温かいお茶をお出ししております。暖かい店内とお茶でゆっくり体を温めていただけたらと思います。

「声が割れて聞こえるんだけど、補聴器故障してないかしら?」とご持参された方がいらっしゃいました。
店内にてクリーニングと特性測定を行いました。特性測定は補聴器から出る音の大きさを測る装置で、前回の結果と比べ、変わったところがないか確認します。
特性を測ったところ、前回と変わりがなく、補聴器の故障ではない事が分かりました。
補聴器の調整で音を抑え、お客様に聞いてもらいました。
「割れて聞こえない。聞きやすくなった」と喜んでいらっしゃいました。

◎今回のポイント

「声が割れて聞こえる」「声が響く」など、補聴器を使うとそのように感じる方がいらっしゃいます。しかし、ここで諦めないでください。今回のように補聴器の調整で改善するケースや他の対処法もあります。

1.補聴器の調整で改善するケース
今回のケースも調整で改善しました。補聴器は細かい調整ができるので、不便を感じていることも調整で改善することが多いです。お客様の中には、「もっと早く来ればよかった。」とおっしゃる方もいます。

補聴器の調整は、音を大きくしたり、小さくする以外にも様々なことができます。
・低音域、中音域、高音域、各音域ごとに音の設定ができます。
・大きな音だけを小さくしたり、小さい音だけを大きくしたり、周りの音の大きさに対して、どのように音を処理するか細かく調整できます。
・騒音抑制、衝撃音抑制、残響抑制など、特定の音を抑えることができます。
・前後左右、聞きたい方向を選ぶことができます。

調整は色々なことができるため、補聴器を調整する人によって、聞こえ方が変わることがあります。同じ補聴器でも、調整が違うと聞こえ方も違うということです。そこで、適切な調整ができる人が分かるよう「認定補聴器技能者」という資格があります。「認定補聴器技能者」は4年かけて調整に関する知識や技術を身につけます。調整で失敗したくない方は、ぜひ認定補聴器技能者が在籍するお店へお越しください。
タスク補聴器は全6店舗に認定補聴器技能者が在籍しております。いつでもお気軽にご相談ください。

2.周りの人に協力してもらい改善するケース
補聴器を調整しても声が割れる場合は、周りの人たちの声が大きい可能性があります。補聴器は普通の話し声を聞こえやすくするよう設定しますので、補聴器をつけた状態で大きな声でお話しすると、今よりも大きな音になり、声が割れている可能性があります。

補聴器を試したいという人には、必ず周りの方に普通の声で話すように伝えております。普通の声で聞こえない場合は、補聴器を調整して音を合わせますので、大きな声で話すのは控えてください。

~まとめ~

難聴に対して音を大きくすれば問題が解決するわけではありません。音が大きいことで返って聞こえにくいことがあります。しかし、割れるや響くで音を下げてしまうと、今度は音が小さくて聞こえにくくなります。
わたしたち認定補聴器技能者は、そのちょうど快適に聞こえる音の大きさに補聴器を調整します。
これから補聴器を考えている方、今お使いの補聴器にご不満がある方、しばらく補聴器を使っていない方、タスク補聴器はどなたでも歓迎いたしております。
ご来店予約は、電話またはホームページから承っております。
また、予約なしで来店いただいても対応いたします(混雑状況により待ち時間が発生する場合がございます)
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器の調整を変えると世界が変わる。

こんにちは。寒暖差が激しい日が続いております。朝・夜の冷え込みで風邪をひかないようお気をつけください。

「聞こえがとても悪い」と不安そうな表情で来店された方がいらっしゃいました。
現在使っている補聴器の見た目は、とても綺麗で耳アカが詰まっている様子は見受けられなかったです。
そこで、聞こえにくい原因を突き止めるため、2つの測定をしました。

1つ目は特性測定。補聴器から出ている音を測定する機械を用いて測ります。前回の特性測定結果と比べ、変化している所があるかを確認します。今回は特性には異常が見られなかったです。

2つ目は聴力測定。ご使用者様の聴力が変動しているか測ります。こちらが前回に比べ、小さい音が聞こえにくい結果が出ていました。

補聴器を今よりも大きな音が出る調整をいたしました。店内にて実際に補聴器をお使いいただくと、「車の音も家族の声もよく聞こえる。また困ったら、すぐ来るからね。」と喜んでいらっしゃいました。
私もとても嬉しい気持ちになりました。

【今回のポイント】

補聴器は聴力が変動しても対応します。音を小さくすることも、大きくすることもできます。

上の画像は、補聴器の形、付けた時の写真、そして、適応する難聴レベルが記載されています。この補聴器は耳にかけて使う耳かけ型の一種です。耳かけ型の中では小さい補聴器で、付けた時の写真を見ると補聴器が隠れています。
小さい補聴器でも、難聴の始まりである軽度難聴から聴覚障害者手帳が出る高度・重度難聴まで対応しているので、聴力が変わっても同じ補聴器が使えますのでご安心ください。

また、補聴器を快適にお使いいただくために、定期点検をお勧めしております。
定期点検では、補聴器のクリーニング、特性測定、聴力測定をいたします。
測定結果はお店で保管されます。初来店時や前回の結果を見比べることができます。
認定補聴器技能者が補聴器の状態や測定結果を診て、最適な処置(クリーニングや調整)をします。
今回は調整することで補聴器を快適な状態へ戻すことができました。

タスク補聴器では、他のお店で購入された補聴器(取り扱いメーカーに限る)も点検します。
近くに引っ越して来た方、補聴器をまた使おうと考えている方など、
お気軽にご来店ください。

補聴器をご検討中の方、話を聞きたいだけという方も歓迎いたしております。
日時によってはお待たせしてしまうことがございますので、ホームページでの来店予約、または、お店へ電話にて予約することをお勧めいたしております。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器