【必読】失敗しない補聴器の選び方
「補聴器を始めよう」と思ってもどの補聴器が自分に合っているのか迷うと思います。。。
補聴器は、形・性能・価格などあらゆる種類があり、選ぶポイントはみなさん違います。
今回は補聴器の選び方について説明いたします。
◇価格
補聴器に限らず、商品を買う時に確認するのが価格です。
補聴器の価格は、3万円~60万円ほどと価格帯に幅があります。
そして、補聴器は片耳につき1台使うので、両耳に使う場合は2台購入します。
なので、両耳に使う人は2倍金額がかかります。
補聴器の価格を知り、補聴器を断念する人がいるのが現状です。
最近では、補聴器の購入費を抑え、より多くの人に使ってもらおうという自治体の動きが活発です。
-補聴器助成制度-を実施する自治体は年々増えています。
11月からは東京都23区全域で助成制度が始まります。
◎東京都23区 助成金一覧
◎東京都市町村 助成金一覧
◎埼玉県 助成金一覧
上記では助成制度を開始している自治体の情報を載せています。
補聴器を選ぶ際、このような制度も活用してください。
◇聴力
聴力に合った補聴器を選ばないと、まったく使い物にならない場合があります。
補聴器には音の限界があります。
また、難聴は重症度によって4段階に分かれてます。
まずは自身の聴力を知り、聴力に適した補聴器がどれか知ることは大切です。
補聴器カタログには、補聴器がどの聴力の人に適しているか記載されてます。
現在の聴力だけでなく、万が一聴力低下した場合にも対応できる補聴器を選ぶと良いです。
◇形状
補聴器の形は色々ありますが、代表的なものが耳かけ型、耳あな型、ポケット型です。
・耳かけ型
耳の上部にかけます。(眼鏡やマスクと同じ箇所にかかります)
大きさや色の種類が豊富で選べる幅が広いです。
マスクを外す時に補聴器が一緒に外れてしまう場合があります。
小型タイプ(RIC)は部品交換で適応聴力を変えることができます。
・耳あな型
耳の中に入れて使います。
最小サイズは外から見えないので、気付かれないです。
耳本来の聞こえに近いです。
オーダーメイドの場合、首や体を動かしても落ちません。
・ポケット型
たばこの箱ほどの大きさの補聴器です。
低価格帯が多いです。
音を拾うマイク位置が他の形状と異なるので、電話には不向きです。
大きいので補聴器を使っていると分かってしまいます。
簡単に3つの形状の特徴を挙げました。
みなさんが「聞こえ」以外で補聴器に求めるものはなんでしょうか。
補聴器を選ぶときには、使いやすさという視点からみるのも大切です。
◇性能
みなさんが補聴器に求める最も大きいもの「聞こえ」の部分です。
性能の違いは聞こえの違いといっても過言ではありません。
実際、価格帯にも性能差が大きな影響を与えてます。
同じ性能で形状が違うものは、おおよそ1~2万ほどの差ですが、
同じ形状で性能が違うものは、大きい差で50万ほどとなります。
なので、補聴器を選ぶときには「聞こえ方」が最も重要です。
では、性能が違うと聞こえ方はどう変わるのでしょうか?
例えば、ご家族で賑やかな街へお出かけに行ったとします。
性能が良い補聴器は、周囲の雑音や騒音を的確に小さくし、家族の会話を聞き取りやすくします。
一方、いまいちな性能だと、周囲の雑音がうるさく、家族の会話がかき消されてしまいます。
この様に性能の違いによって、おでかけを楽しめた人と楽しめなかった人に分かれてしまいます。
カタログに性能について書かれていますが、補聴器を体験することをオススメします。
性能の違いを肌で感じることができます。
◇利便性
補聴器を使わなくなる理由は、「聞こえない」が多いです。
しかし、中には、扱い方が難しい、落としてしまいそう、といった使いやすさで断念する事もあります。
補聴器は長く使うものなので、簡単に使えるものというのも大切なポイントです。
最近では、電池交換が要らない充電タイプ
落ちるのが心配だと言う人には、落下防止ストラップ
不安を解消する補聴器や部品が続々と出てます。
◇まとめ
補聴器を選ぶポイントは「簡単に使えて、言葉が聞こえる!」という所です。
聞こえ方と使いやすさ、両方の視点から補聴器を選んでみてください。
選ぶのが難しい場合は、店舗スタッフへお知らせください。
タスク補聴器では、補聴器の資格(認定補聴器技能者)を持ったスタッフが
1人1人に合わせた補聴器をお選びいたします。
認定補聴器専門店 タスク補聴器