補聴器を使う時に気を付ける4つのこと
補聴器は小さい精密機械なので、取り扱いには注意が必要です。
今日は補聴器を使い始めたら、気を付けていただきたいことをまとめました。
ちょっとした工夫で、トラブル回避できるので、ぜひ参考にしてください。
①紛失(補聴器をなくした)
補聴器は年々小さいタイプが登場しています。それゆえ、補聴器をなくしたというトラブルも増えています。
補聴器をなくす場面・シチュエーション
●洗顔、入浴前
●電話がかかってきた時
補聴器をとっさに外した時になくす人が多いです。
(対策)
●置く場所を決めておく
付属品の携帯ケースや乾燥ケースにしまうと覚えやすいです。
●補聴器の色を目立つ色にする
最新の補聴器は、色のバリエーションが豊富です。赤や青、目立つ色を選ぶ方も増えてます。
●紛失保障がある補聴器を選ぶ
補聴器によっては、紛失した場合、無償で補聴器を提供するサービスがあります。
●アプリの位置情報を使う
一部補聴器では、スマートフォンで補聴器の位置を確認することができます。
②破損
補聴器のケースが欠けたなど、外見から分かる故障のことを指します。
破損する場面・シチュエーション
●補聴器を踏んだ
●飼い犬が誤って噛んだ
意外と多いのが、飼い犬が誤って噛んだことによる破損です。
また、補聴器を付けたまま就寝すると、寝返りの際、破損する可能性があります。
(対策)
●補聴器単体で置かない。
→補聴器は小さいため、踏まれたり、噛まれたりします。ケースなど、大きいものに入れて保管しましょう。
③落下(補聴器をおとした)
補聴器の小型化に伴い、重さも軽くなり、落ちるリスクも高くなっています。
落下の衝撃で破損する可能性もあります。
補聴器をおとす場面・シチュエーション
●強風
●しっかりと入っていない
耳かけ型補聴器が最も落としやすいです。
(対策)
●落下防止アイテムの活用
耳の形に合わせて作る耳せん、補聴器と洋服をつなぐクリップなど、多くのアイテムがあります。
●オーダーメイド補聴器
耳の形をとって作る補聴器です。落下防止の他に、マスクや眼鏡の邪魔にならないです。
●補聴器の装着練習をする
しっかり入れば、落下する危険が減ります。当店でも装着練習することができます。
④浸水(補聴器に水がかかった)
補聴器の弱点は、水気があるものです。内部のアンプやマイクが故障してしまいます。
水がかかる場面・シチュエーション
●補聴器をつけたままの洗顔・入浴
●大雨(ゲリラ豪雨)
●酷暑(大量の汗)
(対策)
●水気があるものに触れる時には、補聴器をしまう
ケースなど使い、補聴器を水気から守りましょう。
●補聴器カバーを使う
補聴器全体を覆う布製のカバーがあります。それを使う事で故障を防ぎます。
⑤まとめ
補聴器を使う時、気を付けること4つ(①紛失 ②破損 ③落下 ④浸水)あげました。
対策で、何度も出ているケースなどにしまう事は、とても大切です。
使い慣れていない時こそ、置き場所を決めて習慣付けてみてください。
補聴器をなくしたと来店される方には、すぐに補聴器を購入しないでくださいと伝えています。
試聴器を貸し出すので、お家の中をじっくり探してください。
多くの方が、お家の中で補聴器がみつかっています。
お客様の中には、2週間かけてお家の中を探して、補聴器をみつけた方もいらっしゃいました。
タスク補聴器では、試聴器を無料で貸し出しいたしますので、お困りの場合はおっしゃってください。
認定補聴器専門店 タスク補聴器